猫田に小判 -新館 -

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2019年3月16日の投稿(時系列順)1件]

エルエルキルン経過報告

No. 15 :

#陶芸 #窯 #エルエルキルン

久しぶりにLLキルンのホームページ見ようと思ったら、知らない間にリニューアルしていて「エルエルキルン」になっていた。(以前はLLキルンと書いたが、以降はエルエルキルンにいたします)
購入について書いたのが2016年8月( nekotani.lix.jp/diary/index.php?page=11 )、経過報告で熱漏れ対策について書いたのが2017年8月( nekotani.lix.jp/diary/index.php?page=7 )、2018年に書くのを忘れていたので2019年の報告を書こうかな、と思うのだが、実は大して変化がない(笑) 言い換えれば、驚くほど丈夫。今年に入って窯の上の方の釉薬の溶けが、また若干悪くなってきたので、取り敢えず蓋にカオウール(高耐熱ウール)を貼り付け直した程度で、昇温も時間通り、電気消費量が増えたという事も全く無く。何より凄いのは、コイル状の電熱線が買ったときの形状を維持している事。しかも結晶化が進んでも弾力が残っている。昔使っていた窯は、購入2年を過ぎると熱線は変形するし、線を止めるピンは抜けるし、ピンを打ち直したりしてやっと落ち着いたかと思ったら焼成中に断線して全交換。しかも窯の下を懐中電灯で覗きながら手を伸ばして繋ぎ直すとか半泣きで修理したりして、メンテナンスが楽ですとか大嘘じゃねーかよ、みたいにキレていたわけで、それを思えば、こんなに丈夫でほんと良いんですか?って思ってしまうわけだ。
まぁ、愚痴はこれくらいにして、2017年の時は写真を乗せていなかったので、今回は写真撮りました。購入から3年弱でこんな状態。実に綺麗なもんです。


窯内

ジョイント部分に見える白いモサモサは、2017年に熱漏れ対策で噛ませたカオウール。今の所、外には全く熱漏れしていません。


窯内

電熱線は結晶化で白くなっていますが、ピンセットで挟んで引っ張ってもビヨンビヨンと弾性をキープしています。素焼きで作品爆発させてしまった時などは、掃除のために電熱線を引っ張り出して溝に溜まった破片や粉を掃除機で吸い取って元に戻します。ピンが無いので非常に楽。


窯内

蓋の耐熱紐(デフォルトで接着されている)の周りに、熱漏れ対策でカオウールを貼り付けているの図。


窯内

貼り付けたカオウールの近接写真。取っ手の付け根の溶接箇所は窯から出る水蒸気の影響で錆が出てますが、取っ手が取れてしまう程の劣化は起こっていないと思います。本当はサビをヤスリで落として車用の耐熱スプレー吹くと良いんでしょうが、なかなか時間が無くて出来ません。今年はメンテナンスしようかな。


→ 『エルエルキルン電気窯のサイト( hotkilns.jp/ )』

〔 1183文字 〕 編集

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