猫田に小判 -新館 -

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2019年の投稿21件]

2019年12月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

個性が光る廉価版万年筆3選

No. 32 :
#徒然なる日記 #万年筆

万年筆ブームの火付け役と言えばパイロットのカクノ(1000円)である事に、もはや異論を言う人はいないだろう。カクノに始まり、プラチナのプレピー、セーラーのハイエースネオなど廉価版だが書き味にも拘った万年筆が各社から出ているわけだが、今回は、まだメジャーではないかもしれないが普段使いで書き味を楽しみたい廉価版万年筆を3本ご紹介。



上から
ドイツ製「シュナイダーレイ(2000円税別)」
日本製「Hmmm!フォンテ(600円税別)」
台湾製「ツイスビーゴー(3740円税込)」



ペン先はこんな感じ。普段はB罫キャンパスノートを使用しているので太さは全てFである。3本ともスチールのペン先だが、どれもスチールにありがちなカリカリとした固い書き味とは無縁な目から鱗の書きやすさ。ちなみに私の御贔屓万年筆は、パイロットカスタム742フォルカンとセーラープロフィット21なので、そういうのが好きな人が選んだ万年筆ねと思って頂くと、少し、各万年筆の解説を理解して頂けるのではないかと思う。



筆記の状態はこんな感じ。
ということで、何が個性的なのか。私が思うお勧めポイントを書いてみようと思う。

●シュナイダーレイ
ドイツの老舗ステーショナリーメーカーが手掛ける万年筆。レイは猫田に小判(新館)ブログの1番目の記事でも紹介しているが、何といってもペンの弾力が凄い。紙にペン先を乗せた時の受け止められる感じがほぼほぼ金ペンと言っても過言ではない。書き出しの気持ちよさは3本の中でも群を抜いている。イリジウムも良く研がれていて引っ掛かることなくスルスルと線を引くことが出来るが、紙の摩擦は感じられるためヌルヌルという感じではない。外国製ながらペン先の弾力により、かな漢字の払いがシャープなのも好感度高し。

●フォンテ
日本出版協会が書店販売専用ブランドとして立ち上げたHmmm!?ステーショナリーシリーズの万年筆。
この価格でコンバーター付き、そして高級万年筆に引けを取らない滑り心地に驚く。弾力は無いが、滑りの良さと、絶妙なインク流量調整で、とにかく日本語を書くのが楽しくなる万年筆。ペン先は幾分、縦が太め、横が細めに調整されており、文字のメリハリが付けやすい。
3本を比較して分かると思うが、少し小ぶりで軸も細めなので、携帯には良いが手が大きめな人がじっくり長い文章を書くと疲れるかもしれない。なお、欧州規格のインクカートリッジに対応しているらしいが、私が使っているペリカンのカートリッジは付かなかった。
ちなみに、フォンテの上位版と思われる金属軸のスタンダードはペンの調整も悪いし、軸にキャップをはめても落ちるし、良い出来ではない。

●ツイスビー ゴー
台湾の万年筆メーカー三文堂のコスパ重視で発売した万年筆。そのためクリップが省略されたり、プラスチックの見た目の質感はそれなりなのだが、それを補って余りある書き心地の良さ。感覚的には、シュナイダーとフォンテの中間といった風。やや弾力があり、わずかに紙の質感を感じる滑り心地。フォンテの様なツルツルよりも少し紙の摩擦があるサラサラという感じ。万年筆としての質感は抑え気味だが書き味には妥協しないという心意気が感じられる。
特筆すべきはスプリング吸入により一気に大容量のインクを保持。パイロットも同機構のコンバーターを出しているが、その約倍の量を貯める事ができる。入れるのも楽だが、インクを変える時にも水に漬けて3,4回スプリングを押せば簡単に洗浄完了。ガラスペンの次に楽ではないかと思う。万年筆でいろいろなインクを試したい人におすすめ。軸も太めで握りやすく長時間の使用もストレスが無い。

それぞれに三者三様で甲乙は付けがたい。というか個々にポリシーをヒシヒシと感じられ、同じ万年筆でも、ここまで書き味を楽しめるものかと感心すらする3本。廉価版だからこそ個性を特化させた秀逸品と言えるかもしれない。
ちなみに私は、この3本にセーラーのプロフィット21を加えた計4本が持ち歩き用ペンケースに常駐である。

〔 1709文字 〕 編集

2019年11月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

バスタオルは吸水力が命だね、って話

No. 31 :
#徒然なる日記

勿体ないというよりは、むしろ、まだ使えんじゃね?って感じで、かれこれ5,6年は同じバスタオル4枚をローテーションさせて使っていたのだが、先日、ついに端からほつれ始め、背中を拭いている時にビリっと破れてしまった。あらぁ、でもまだ3枚あるしと思ったのだが、よく見たら実はどれも似たりよったりでボロボロである。そういえば体を拭く時は眼鏡をしていないからガッツリ状態を確認したこと無かったわぁと思い、残念だがバスタオルはお役御免(仕事場のタオルにはなってますけども)となった。
で、バスタオルを買おうと思った矢先、ラジオでフワフワをやたらと強調したマイクロファイバーバスタオルの宣伝を聞き、そうかぁマイクロファイバーのバスタオルは良いんだなと知る。ダイソーで買ったマイクロファイバー雑巾は車を洗う時に使っていて確かに拭き取りやすいので、そりゃバスタオルにすれば良いに決まっているだろうから、という事でアマゾンでタイムセール4枚2000円の大判マイクロファイバーバスタオルを買う。
ちなみに近所のホームセンターではバスタオルはあってもマイクロファイバーは無い。しかもペラペラのバスタオルですら1枚800円〜なので、近所で買うのは即諦めた。

さて、4枚2000円(1枚500円相当)のマイクロファイバーバスタオルだが、これが凄く良い。マイクロファイバーバスタオルを知っている人にとっては何を今更なのだが、未経験なら1枚は買うのをおすすめする。私は絶対、次もマイクロファイバーバスタオル買います。いつになるかは分からないけれども。
兎に角ふわっふわである。マイクフォファイバーバスタオルと比べたら5年以上使っていたタオルは完全に120番の紙やすりかと思うほどゴワゴワ。正直、よく120番の紙やすりで風呂上がりに体を拭いてたねって話。
そして吸水力の凄さ。拭くのではなく押さえる。使い方のポイントはここ。ゆっくり押さえていく。すると何が凄いかって、全く体が寒くならない。完全に水が吸い取られるので皮膚が気化熱で冷やされることがないのだ。風呂上がりは少し体が冷えるというのが当たり前だと思っていた私にとって、冬場の風呂上がりほど嫌なものはない。それなのに風呂場から出たら寒くないというのは衝撃であった。寒くないだけでなく、体が乾いているのでTシャツがスルッと着られる。今までの背中で丸まって、いちいち手を背中に伸ばして引っ張っていた、あの動作は何だったのかと。
更に、こんなに吸水するのに乾きが超早い。ダイソーのバスタオルも掛けられる伸びるハンガーに掛けておくと半日で乾いてふっかふかである。バスタオルは2,3日使い回す私にとって乾きが早いのは本当に有り難い。旅行などに行く人にも、乾きが早いのは良いんじゃないかな。私は旅行に行かないのでよく分からないけれども。

そんなわけで、4枚2000円のマイクロファイバーバスタオル、コスパ高し。
風呂上がりはちょっと体が冷えて嫌なんだよねぇという人は、是非、マイクロファイバーをおすすめする。
冬が始まるよ、もう、風呂上がりがちょっと寒いという毎日は無くそう。

〔 1322文字 〕 編集

息を止めて線を引くとはどういう事か

No. 30 :
#徒然なる日記 #金継ぎ #陶磁器修理

たかが線、されど線。細い線の引き方がよく分からないという質問はたびたび来る。息が長く、しなやかで、流れるような細い線はそれはそれは見ているだけ気持ち良い。だが、そういう線を引く事は実に実に難しい。更に、その線を引くために何が必要かを説明することはもっと難しい。今日はそういう難しいことを出来るだけ分かりやすく説明するという話。

細い線を引く時には、ゆっくりと筆先を動かすというのは基本だが、実はゆっくり動くためには、その前段階が重要になる。
ゆっくりと動くためには、まず「力が抜けていなければならない」。別な言い方をすると「力んではいけない」という事になる。
では、力まないためには、その前段階としては何をすれば良いのだろうか。

線を引く時に大切なのは、腕や指先が思った方向に自由に動かせるかどうかだ。
達人はよく、丹田に力を入れてと言ったりするので、いきなり下腹部に力を入れる初心者がいるが、下腹部に力を入れるだけでは何もならない。むしろ動きにの邪魔にしかならない。丹田に力を入れるというのは分かりやすく表現すると、上半身の力みを無くして安定させるという事だ。上半身の力みを下半身に移動するというイメージでも良いかもしれない。しかし余程の武術やスポーツの達人でないと意図して力みを移動させることは難しい。そこで、別な方向から、力みの移動を考えてみよう。

端的に言ってしまうと、上半身の力みを取るというのは「肺の動きを最小限に抑える事」だ。
一番良いのは肺を動かさない事、つまり完全に息をしない事だが、流石に作業中ずっと呼吸を止めたら酸欠で倒れてしまうので、動いていないくらい小さな肺の動きの呼吸をする。それが工芸作業的な息を止めるという事ではないかと思う。
では実際、どのようにすれば良いかというと、大抵は酸欠で息が苦しくならないよう思いっきり空気を吸い込んで息を止めて肺の動きを抑えようと考えてしまうが、息を吸って大きくした肺は動きにとっては邪魔でしかない。しかも肺に空気が入って肩が上がると、力みが発生して集中力も動きも鈍くなる。
実は逆だ。まず大きく息を吐いて肺を出来るだけ小さくする(とは言っても、肺はゴム風船のように大きく形が可変するわけではないので、あくまでも大小についてはイメージなのだが)。すると自然と肩が下がって余計な力みが抜けてくる。余計な力みが抜けるなると血行も良くなって一瞬、集中力が増す。あぁ、集中力上がってきたわぁというのを感じたところで筆をゆっくりと下ろして線を引き始めるわけである。

息を吐くことから全てが始まらなければいけない。息を吐ききったところで線を引き始める。その後で丹田に力を入れからゆっくりと息をすると、通常の呼吸から、肩の上がらない(=肺の運動を最小限に抑えた)複式呼吸への移行が可能になるわけだ。これにより上半身は力みを抜いた状態で安定し、腕や指を自由に動かすことが出来るようになる。何度か練習は必要だと思うが、ある瞬間、自分が想像していたよりもずっと線が長く引けるようになった事を実感すると思う。
それが、息を止めて線を引いているという状態だ。

〔 1342文字 〕 編集

2019年10月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

#金継ぎ #陶磁器修理 #どうでもいい思い付き #修理道具

9月は更新しなかった。何でかなぁ。まぁ仕方がない。
せめて10月は更新しようという事で、また金継ぎというか漆道具ネタ。

私は漆を漉したらサランラップで保管することにしているのだが、漆は浸透性が高いので僅かな隙間があればサランラップで包んでもその中でどんどん広がってしまう。
こんな感じに。




最悪、そのままラップの外に流れてきてしまう。
これを何とかするためには、出来るだけ密着させて隙間を作らないようにしないといけない。
以前はゴムベラで押して密着を試みていたのだが、実はサランラップが伸びたり切れたりして力の加減が非常に難しい。

そこで、思いっきり力を入れて押しても伸びたり破れたりせず、確実にサランラップを密着させる方法を考えたのでご紹介。

用意するのは適当に切ったクッキングシート。100均などで買える安いもので十分です。
これをサンラップの上に乗せて




クッキングシートの上から、ヘラで力いっぱいに押す。
2,3回押してやると、なお良し。




そうすると、こんな感じにバッチリと漆を寄せる事が出来ます。




同じようにして、計3方向からヘラで押してやると、きっちり漆を寄せる事が出来ます。




最後に適当に畳んで保管します。
よろしければ、お試し下さい。

〔 606文字 〕 編集

2019年8月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

美人画っぽいのを書いてみる その9

No. 28 :

#美人画風

8月は美人画ばっかりで大したネタも書かずにすみません。と、イラストだけ載せるのもどうかと思うので小ネタを。
女子高生の香り成分配合のDEOCO制汗剤とボディシャンプーが、おじさんに大人気だそうな。本来は30代〜の女性用らしいけれど全く売れず。なのに何故かおじさん界隈で火が着いて爆売れだそうな。ネットでは制汗剤は1500〜2000円で、高っ!って感じだが近所のウエルシアでは900円で売っていたので(ネット販売ぼったくり過ぎじゃん)、いつも使っているメンズ用制汗剤と値段的に大差無いため、どんなもんなのかと買ってみた。
桃?なのか?とりあえず甘い香り。女子高生の香りのオヤジとかキモっ、と思ったが、普通に良い香りなので、よっぽど塗りたくらなければ全然問題なさそう。半日もすれば匂い飛んじゃうし。
ただ、どんなに記憶を手繰っても女子高生の香りを全く思い出すことが出来ないので、本当に女子高生の香りなのかと聞かれるとYESともNOとも言えず。で、よくよく考えたら、私、男子校だったので女子の香りって脳の記憶回路に微塵もデータ無いんだった。妙に納得。

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〔 500文字 〕 編集

美人画っぽいのを書いてみる その8

No. 27 :

#美人画風

一番上手くなるのは10代だよ。後は何とかして維持するか下降するかのどちらか。という話を予備校の先生が言っていて、成程そんなもんかなぁと思って講評を聞いていたのを思い出す。
気まぐれでたまにしか絵を書かないと、自分が下手になっているのかも分からないため、未だにその話が本当なのかどうかの判別が出来なかったりする。とはいえ予備校や大学の頃には3時間とか6時間で1枚書いていたわけだから、4,5日かかってやっと1枚書く今の状態は、書く判断力という意味では低下しているのは確かかもしれない。

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〔 269文字 〕 編集

「猫田に小判(旧館)」延命しました

No. 26 :

#徒然なる日記 #告知

先日、猫田に小判(旧館)ブログがCGI削除により消滅する予定と告知いたしましたが、レンタルサーバ Just-size.net様の多大なるご尽力により(オーバーな表現ではなく、本当に、超面倒な素人の希望を叶えるべくご尽力いただきまして)、この度、猫田に小判(旧館)のログが延命可能となりました。
Just-size.net様、ほんとうに有難うございました。

なお、今までのブログとアドレスを一致させる方法もあるらしいのですが、説明を読んでもよく分からないし、分かるまで読んで設定にチャレンジする時間もありませんので、そういう細かい事はやりませんでした。
また、写真やイラストも引き継がれないので、バックアップは取りましたが記事に張り付ける作業はしていません。(年末年始に時間があれば、少しずつ貼るかもしれませんが)

まぁとにかく、検索エンジンには掛からなくなると思いますが、180個の記事が残せただけで個人的には大変有難いと思う所存であります。
猫田に小判(旧館)のトップページアドレスは、今までと同じ nekotani.lix.jp/diary/ で見る事が出来ます(新館を移行して合併させる気が起きるまでは、おそらくは更新ありませんけども)。

猫田に小判(新館)については、今のところ、WordPressとログ互換が全く無いので、移行するには手作業で1つずつコピペしないといけないため、移行は検討中(実質、ほぼ移行無し)でございます。てがろぐのサポートがもし終わったら、また悩む事になるんだろうなぁとは思いますが、まぁ、その時はその時で考えることにします。

〔 721文字 〕 編集

2019年7月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

アルミホイル絆創膏は痒みにも効くという話

No. 25 :

#徒然なる日記 #どうでもいい思い付き #アルミホイル

てがろぐCGIのオフィシャルサイトを見たらブログ風スキンというのを配布していたので導入してみた。
悪くないが、1行目をタイトルにする仕様なので、これまで1行目をハッシュタグにしていた関係上、全部1行目と2行目を入れ替える作業を行う。任意行をタイトルに出来る仕様まで作ってほしかった…。

それはさておき、少し前に筋肉痛にはアルミホイルを貼った絆創膏が効く、という話を書いたのだが、筋肉まで影響があるのならその上の表皮レベルでも何か効くんじゃないかと思い、もしかしたら虫さされの痒みにも効くかもしれないと閃く。
で、洗車をしていたら蚊に3か所さされたので、これ幸いと自ら人体実験を行う。
効く。確かに効く。10分くらいで確実に痒みが取れる。6時間貼っておくと赤みが残るが痒くは無い。12時間貼っておくと赤みも取れる。まぁ、赤みが取れるのは貼っても貼らなくても取れると思うのでアルミホイルの効き目とは言えないが、ぶり返しの痒みが来ない。
薬局で、子供が掻きむしらないようにする為の「虫刺され パッチ」という四角い絆創膏みたいなものを売っているが、アルミホイル絆創膏のが効くんじゃないか?あるいはパッチの代用として十分なんじゃないか?と個人的には思う。

だがしかし、以前に紹介したアルミホイル絆創膏は、アルミホイルが剥き出しになっているので貼っている状態が恰好良くはない。
そこで、アルミホイル絆創膏に改良を加え、バージョン2にしてみた。
ちなみにバージョン1と2で効き目は変わらない。なんだよ、バージョン2で効くなら最初からそうしろよって話だが、まぁ、そこは許して頂きたい。少しでも痛みが早く取れる方法を知ってほしかったのでバージョン2まで頭が回りませんでした。

そういうわけで、アルミホイル絆創膏ver.2の作り方(作り方というほど大そうなものでもないが)


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例のごとく100均の絆創膏を用意し、不織布より少し広め、長さ5㎝くらいにアルミホイルを切ります。

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アルミホイルを畳みます。アルミホイルは薄いと切れやすいので、強度を持たせるために折りたたんでます。最初から厚めで切れにくければ畳まなくても良いかもしれません。

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裏紙をめくって不織布部分を出します。

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不織布の上に張り付けます。不織布の周りに少し糊面があるので、そのまま乗せれば付くと思います。

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表から見ると、こんな感じ。ちょっとアルミホイル大き過ぎかもしれません。もう少しアルミホイルは小さくても大丈夫です。
これでも恥ずかしい人は、不織布と同じ大きさでも構いませんが、別途両面テープか何かで張り付けないといけないので面倒だとは思います。
蚊に刺された箇所にアルミホイルが当たる様にして普通に貼って下さい。

もちろん、虫刺され以外に、筋肉痛にも効きます。

〔 1219文字 〕 編集

「猫田に小判(旧館)」終了予定のお知らせ

No. 24 :

#徒然なる日記 #告知

レンタルサーバーから、「猫田に小判(旧館)」で使用しているブログCGIのBlogn+は、”開発元によるサポートが終了しております。脆弱性が発見された際に対処できない事が考えられます為、ぶろぐん本体を削除していただく等のご対応をお願い致します。”と通知が届きました。
そのため、「猫田に小判(旧館)」は終了することとなりました。

バックアップを取ったりする必要があるため、今日明日に終了というわけではありませんが、早めにCGIを削除しないといけません。概ね、夏の終わりには終了したいと考えています。

なお、Blogn+のログはダウンロード当時、MovableType互換とされていましたが、2019年現在、MovableTypeは素人がどうこう出来るものではなくなってしまったみたいなので、MovableTypeでの運用は考えておりません。よって非常に残念ですがCGI削除と同時に「猫田に小判(旧館)」のログは全て参照出来なくなります。

個人的には何らかの形でログは読めるようにしたいという希望はありますので、もし、MovableTypeのログ互換で読み込みが可能な無料ブログサービス、または素人が設置できるMovableTypeのログ互換のCGIをご存じの方がいらっしゃいましたら、ツイッターのDMにて教えて頂けると大変助かります。

〔 604文字 〕 編集

細部の研磨には田楽棒。という話

No. 23 :

#金継ぎ #陶磁器修理 #修理道具

少し前ツイッターに、OLFAで販売終了になってしまったテクニックナイフの代替品には、同社のアートナイフプロに大型刃18mmを折って付けると調子が良いぞ。と書いて写真を一緒に上げたところ(↓この写真)



それを見た人から「あの竹の棒は何ですか?」と質問された。気になったのはそっちっすか。テクニックナイフの代替品に気付いた方が凄いと思っていたのだが、世間ではカッターよりも細かい所の研磨の道具の方が上らしい。まぁ、聞かれたら答えるのを信条にしているのでブログにも作り方を書いておこうと思う。




使用するのはダイソーなどで売っている田楽櫛(100円で30本くらい入っているやつ)。前はホームセンターで竹を買って切り出してましたが超面倒なので、手軽に作れるものを探して田楽櫛に行きつきました。割りばしでも良いけれど、出来るだけ平たくて強度がある方が、細かいところを研磨するには使いやすいので、私は田楽櫛を使っております。




先端が開いているので、接着剤で付けて閉じます(これで田楽棒になります)。
グルーガンで付けてますが、アロンアルファでも木工用ボンドでも何でもいいと思います。私は水研ぎはしないですが、水研ぎでも使いたい方は耐水性のある接着剤(ボンドG17などのゴム系とか、SUウルトラ多用途のような変性シリコン系とかを使う方が良いでしょう)




更に、両脇をカッターで削って3mm程度にします。研磨する箇所によって1.5mm、3㎜、5㎜(5㎜は削らない状態)を作っておくと良いのですが、ほとんど3㎜で事足りるので、まずは3㎜を作って試して頂くのが良いと思います。




次に、紙やすりの裏に、スポンジ両面テープを貼りつけます(私はダイソーの20mm幅を使っていますが接着力が不安な方は、もう少し幅の広い物の方が良いかもしれません)。
400と書いてあるのは、番手400という意味です。




テープ幅で切り離します。




私の場合、器には出来るだけ傷を付けたくないので研磨作業の8割ぐらいは木賊(とくさ)を使っていますが、木賊では入らない場所や、かなり広い面積のところ、金蒔き前の下地では紙やすりを使います。
番手180と400(錆漆成形用)、800(漆下地調整用)、1500(金蒔き下地用)の4種類。(180と400は木賊の補助なのでほとんど使いませんが)
両面テープを貼った紙やすりを、番数を書いた洗濯ばさみでカッターマットに裏向きに止めて、いつでも使えるようにしています。




で、使う時には、カッターで3㎜幅(目検討)で切ります。
裏から切った方が切りやすいのと、カッターの刃が長持ちします。(なので、カッターマットにも裏向きで止めています)




両面テープの裏紙を剥がして、最初に作った田楽棒に半分だけ付けて




折り返してVになるように貼ります。




これで出来上がりです。
研磨力が落ちてきたら、紙やすりを除去して、また3㎜で切り出して同じように張り付けて使います。

ちなみに紙やすりに両面テープを貼って使うというアイディアは私が考えたわけではなく、フィギュア制作のサイトで見つけました。一般的によく使う方法のようです。
田楽棒を使うのはオリジナルだと思いますが、私より先にやっていた人がいる可能性はありますので、別にオリジナルを主張する気はありません。使いやすそうだと思った人はどんどん試したり改良してみてください。

〔 1475文字 〕 編集

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猫田に小判 -新館- は、猫田に小判(使用していたCGIの開発が終了してしまったため更新を停止)の続きでやっているブログです。
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ちなみに当ブログとほぼほぼ関連性の無い事か、ブログに纏める前のアイディア程度の浅い内容しか書きませんが、Twitterはこちら
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