猫田に小判 -新館 -

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2024年4月11日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

ギックリ腰と薬の話

No. 93 :
#徒然なる日記

先週初め、またギックリ腰になった。ギックリ腰はかなり慣れっこになっているので、またきたかと思いながら布団に横になったのだが、今回は様子が違っていて、数分起きに激痛が来て下半身が硬直し、徐々に足先が冷たくなってきた。このまま死ぬのかもしれんと思いながらどうやら気絶したようなのだが、夜に激痛で目が覚める。
一応、足は動くようなので死ぬことは無さそうだと思い、2日ほど横になっていたが鎮痛が見込めないので病院へ行ってレントゲンを撮ったところ、背骨が少し前後にズレていて神経を圧迫しているようだとの事。足の痺れもこれに関連して起こっているということで、腰に痛み止めの注射を打ち、1週間分の薬を貰って帰ってきた。

注射の即効性は凄く、即日で痛みが消えて普通に歩けるようになった。
良かった良かったと思いながら薬を飲み始めたのだが、この飲み薬が、何というか凄い。
神経伝達物質を抑制することで鎮痛を促すという薬効なのだが、副作用で浮動性めまいがでると説明にある通り、とにかく飲むとフラフラフワフワして私の場合、気を抜いて歩くと左に寄る。歩くぞという意思が強いとまっすぐ歩けるので日常生活に問題はなのだが。
それと、神経伝達物質抑制のためか判断力が鈍い。決断は早いが、その決断の正誤を判断して体が動きだすまでが遅い。遅いと言っても0.5~1秒くらいの遅れだと思うので外見上、障害が出ているような感じではないのだが、自分の中では明らかに「遅っ」という感じがする。特にキーボードのブラインドタッチは文字が出てくる速度で遅いのがよく分かる。
だが、この遅さのおかげで人間というのは決断・正誤判断をしてから体が動き出すんだなという事を身を持って認識することが出来たので、その点では貴重な体験とも言える。

以前に緑内障の検査で瞳孔を開放する目薬を使った後、街中で文字が全く見えなくなり、街中というのは文字によって人間の行動をいかに統制しているのかを痛感したが、その時以来のビックリである。多分、年寄の動きの鈍さというのは、こういう事なのかもしれない。年寄りは決断が鈍いのではなく判断が鈍いということなのだろう。

そのうち、この鈍くささにも慣れて来るとは思うが、出来れば前の判断力が戻ってほしいなぁとも思っている。

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