猫田に小判 -新館 -

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2018年11月21日の投稿(時系列順)1件]

ハンドドリップは調理だね、という話

No. 6 :

#珈琲 #ハンドドリップ #どうでもいい思い付き

珈琲のハンドドリップは概ね、少量の湯を注ぎ、30秒蒸らしてから、「の」の字を書くように複数回に分けて湯を注ぎ、定量になったらドリッパーを外す。というのが一般的だ。だが、ドリップを検索してみると、実は、蒸らし時間や湯の注ぎ方には他にもいろいろな方法があったりする。
では一体、どれが正解なのか。という話なのだが、結局のところ、ハンドドリップは珈琲の調理方法であって、一口目をどういった味で納めるかという目的により調理の仕方は千差万別あるのが正解で、この方法が正解というものはないと思っている。
味を決めるのは焙煎であり、ドリップの方法が多少違ったとろこで味に大きな変化はないという意見もあるが、焙煎も趣味でやっている私の個人的意見としては、実は焙煎とドリップは相互依存的なものがあって、焙煎の違いに合わせてドリップも複数の方法を試してみるべきではないかと思っている。
豆を店で購入している人も同じで、同じ店で同じ豆を買っているからといって、実は必ず同じ状態の豆とは限らないし(勿論、出来るだけ同じ状態になるよう工夫されているとは思うけれども)、購入後の経過時間でも豆の状態は変化していく。
例えば、蒸らし時間は、焙煎したての豆の場合、吹き出すガスの量が多いので長くとらないと薄味になってしまう。逆に焙煎から時間の経った豆はガスが抜けているので時間を短くしないと味が濃くなる。常に30秒だから同じ味になるというわけではない。
ちなみに、私はドリップで「の」の字は書かない派だ。粉を撹拌すると、どうしてもエグ味が強く、豆の僅かな甘みが分からなくなってしまうので、極力、湯で粉を揺らさないよう、中央にのみ、そっと複数回湯差しをするようにしている。
とまぁ、そこまで拘っても、旨いなぁと思う時もあれば、失敗しちゃったなぁと思う時もある。珈琲の調理というのは、それくらい繊細で面白いものだ。

ところで全く話は変わるのだが、珈琲をドリップしながら、ふと思いついたのは、この空間は単一と捉えがちだが、実は二重螺旋的に存在しているのではないかという事。何の脈絡もなく思いついただけなので、それ以上でもそれ以下でもないのだが、結構、量子論まで含めて良い感じの思い付きじゃないかなぁと思ったりしている。

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