猫田に小判 -新館 -

Last Modified: 2024/04/14(Sun) RSS Feed

全年全月20日の投稿5件]

2023年7月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

#徒然なる日記

TOHOシネマズに行く時、ベルモールの前で信号待ちをしていたら、たまたま試運転中のライトライン(LRT)に出くわした。

20230720114511-admin.jpeg

話には聞いていたが、急に視界に入ってきたので超ビックリした。というのも、ライトラインめちゃめちゃ静か。ベルモール前が停車駅なので、スーッと来て停車してスーッと出ていったのだが、殆ど音がせず。私が車の中に居るからというのもあるが、それでも電車のようなガタンゴトン感は全く無い。リニアモーターかと思うほど。私は鉄道関係には殆ど興味ないのだが、それでも車の真横に最新の電車が来ると多少は興奮するわね。

話変わって、ベルモールの駐車場が知らぬまに最新式のカメラ認証型になっていた。
映画館で無料駐車券を貰ったので、帰りに出口で支払機に入れれば良いのかな?と思っていたら、駐車場の出口にそういう感じの機械は無くて、そのまま外に出てしまった。
え?無料券使ってなくね?と思い、このままだと無賃使用で後で何か催促が来たら怖いので、もう一度ベルモールに戻って車を止めてウロウロしていたら、建物の出入り口の中に精算機が有るのを発見。あー、ここで精算するのか、と精算開始をタッチしたら、車のナンバーを入力してくれとの事。入力してみたら、「この車で良いか?」と写真が表示される。えー!いや、確かに私の車だけども、どこから撮ってんの?すげぇ、カメラで車のナンバー読み取って記憶してんのかぁ。取り敢えずOKをタップして、無料券のバーコードを読み込ませたら精算完了になった。
このだだっ広い駐車場に止まっている車、全部、こうやって記録しているのも凄いが、そこからナンバー拾って精算機で表示する速さたるや。AIすげえ。

いやぁ、精算せずに帰らず、戻ってきて良かったよ。というか、これ、明らかに知らない人は支払いせずに帰るよな。誰も教えてくれないし。怖っ。

〔 813文字 〕 編集

2022年7月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

#徒然なる日記 #金継ぎ #陶磁器修理

本来、そんな大々的に流行るものではないはずの金継ぎが流行っている。
理由は、消費マーケットの新規開拓になると踏んだ業者が、SDGsやサスティナブルという何となく口当たりの良い言葉で、金継ぎするのは良い事、金継ぎをやるとゴミが減って未来の社会は良くなるという洗脳を行っている部分が非常に大きい。

だが、どう考えても金継ぎがブームになったところで、社会全体が良くなっていくとは考えにくい。むしろ1日そこらで金継ぎをする方法を広めている現状においては、プラごみを増やして先送りしているだけで、悪い未来を選んでいるような感じすらする。
壊れた陶磁器を直して捨てなければゴミが減るからサスティナブルだという宣伝が常套句として使われるが、それは江戸時代以前の物流と供給の社会構造の場合であって、供給過多な現代においては、器を1つ金継ぎしたところで店舗の売れ残った器が1つ処分されるだけだろう。
江戸時代ですら焼き継ぎの流行りで器が売れなくなったと店の人間が愚痴を言ったり店を畳んだという記述も残っているくらいなので、修理が過剰になれば今なら産業の終焉すら絵空事ではなくなる(もう陶磁器産業は衰退していると言われたりもするけども)。

しかも、合成樹脂で金継ぎをした場合、合成樹脂は漆に比べて使用期限が非常に短い。使えずに残った材料は全てゴミ。場合によってはプラゴミとして極めて長期的に地球上に残留してしまう。
そもそも、合成樹脂で行う金継ぎは、早い話が単なる消費であって、自然から生産→使用→自然に返しすという自然を育て続ける持続性が全く無い行動だったりする。サスティナブルやSDGsと言うなら、最低でも漆を中心としたサイクルがなければ持続もなにもない。

大切なのは金継ぎを突出したブームにすることではなく、陶磁器生産の産業と漆・金継ぎ事業が包括的に協力し生産と修理のバランスを考えならなければならないということで、そうでなければ持続可能な社会に移行していくことはない。
金継ぎの認知度が上がる事はとても重要だが、それによって多数の個々人が金継ぎをやったところで、金継ぎキットの製造販売や金継ぎ教室が一時的に潤うだけで、持続可能な社会には繋がっていかないだろう。
金継ぎで新たなDIY市場の開拓をしたいというのは理解できる。だが、それが社会を良い方向に変えているという幻想に惑わされて声高に金継ぎを語るような事をしてはいけないと思う。

〔 1062文字 〕 編集

2021年10月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

#徒然なる日記 #万年筆

案外、レビューが無いので、気になっている方に。

知ったのは趣味の文具箱という筆記用具関連(ほとんど万年筆関連)の専門誌。写真を見て、これはカッコイイなぁと一目ぼれ。
欲しい。絶対に欲しいがコロナで講習会は無くなるし、修理の注文もあまり来ないし、支援金申請しても飲食店じゃないからか申請通らずで超貧乏。緊急事態宣言期間なんて月の売り上げ8000円くらい。魔王の前でヒットポイントを削られていく勇者一行のようにどんどんマネーポイントが無くなっていく中、今月になって一寸だけ器が売れたので、明日のための気力への投資だと思い切って買う事にしたのが、台湾の万年筆SKBのORIGIN。5500円(税込み)。


202110201453163-admin.jpg202110201453162-admin.jpg
もう、箱から、箱が既にカッコイイ。何故、電子回路なのか分からないけど、確かに回路基板はMOMAかどこかの美術館に収納されるほどデザインとして格好良いわけだから箱に使いたくなる気持ちはよく分かる。
中国語の説明書(万年筆の下の赤茶色の紙)が添付されていて、漢字を見た感じだと
「SKB文明鋼筆は1955年創業、鋼筆(万年筆)から始まって文房具をいろいろ扱うメーカーになったよ。万年筆は付属のコンバータでインクを吸ってから書いてね。」
みたいな事が書いてある。


202110201453161-admin.jpg
そして、万年筆。レトロフューチャーというのかな。むしろレトロか。スチームパンクな空気感も感じられるような。
スモークの半透明軸に金属の輝き。金属はメッキかプリントだろうと思っていたのだが、箱の説明書きによると無垢の銅らしい。そのためか細身なのに結構な重みがあって手に取った時の存在感が半端無い。バランス支点は丁度中央あたりになっているようだ。
筆記するためにキャップを軸にポストすると、キャップの内側に突起が作ってあり、軸の金属に噛んでカチッと良い音をさせてしっかりと固定する。おぉ~芸が細かい。書いている時にキャップが緩んでくると結構腹が立つので(Fonteとかプロシオンとか)、固定されるのは安心感がある。


20211020145316-admin.jpg
そして、気になっていた筆記。(「拠る」を間違えて「処る」と書いているのはご愛敬ということで)
軸の重さがとにかく心地良い。万年筆としては割と細身なので取り回し難いかと思ったが、重さがあるので安定感がある。
ペン先はドイツ製シュミット社のスチール。EFなのでかなり線が細いが、インクの流量が良く、ペンポイントも綺麗に研がれているのでサラサラと気持ちよく書くことが出来る。いつもA罫のノートを使っているので海外Fの太さでも不便と思わないが、EFは細かいところまで潰れが無いので文字がいつもより繊細に見える。

総合的に見て非常に良く出来た万年筆で、何より格好良い、美しい。
日本向けなのかペン先がEF限定なのが残念だが、この作り込みと使い勝手で5500円は買いだと思う。

〔 1225文字 〕 編集

2021年6月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

新ブログのビューの話

No. 40 :
#徒然なる日記 #金継ぎ #note

前回、noteで『 案外、書かれない金継ぎの話 』という金継ぎ専科のブログを書き始めたという告知をして、10個くらい記事を書けば閲覧者2桁になるかなぁと書いて、10個書いたので報告なんですけど、有難いことに3回目から閲覧者2桁になりまして、7回目くらいからコンスタントに70ビュー前後を推移するようになったんですけど、noteのビューって同一アカウントから何度も見ると、それだけでもカウンターが上がってしまうので、自分でも10回は読み直したりしていますから実質は60ビュー位じゃろなぁと思っております。読み直しする人はいないでしょうから、記事を見る人も同数と考えてよろしいかと。読んでいるかどうかは別として。

他の人の記事は、どれくらいのビューなのか分かりませんけど、初めて書きましたという記事に3桁のいいねが付いていたりすることもあって、一体どんなことをすると初回で3桁もいいねが付くのか私はさっぱり分かりませんが、まぁそれはともかく、自分の記事が2桁の方に読んでいただけるのは有難いことですよ、本当に。猫田に小判ブログなんて20年やっているのに2桁なんて滅多に行かなかったですからね。このブログCGIにしてからはカウンター付けるの止めちゃったので、どれくらいの閲覧数があるか知りませんが、多分、2桁は無理でしょう。

noteは行間が広くてスクロールが結構面倒なので最初は1000字前後でと思ったんですけど、1000字で纏めるのは流石に無理なので1500字前後という事にしました。ズルズルと書いて、読み直しながら切り詰めていくと、大体1500字くらいで纏まるという事は分かりました。早めに技術的な話まで行けるかなぁと思ったんですけど、まだヒビ止めの話まで行かないというね。改めて金継ぎをやろうと思うと、いろいろやることがあるんだなぁ、そりゃハードル高いと思われるわけだな、と。
なんか本当に完結できるのか、若干、気が遠くなってますが、多分、大丈夫でしょう。頑張って更新していこうと思います。

〔 879文字 〕 編集

2018年10月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

コメント欄が無かった

No. 4 :

#告知

てがろぐを設置してコメント欄が無いという事に今の今まで気付かず。
どうしようかなぁと思ったが、まぁ、これまでもそんなにコメント付いてなかったし、コメント欄なくてもいいかと思い直す。

コメントはツイッターのリプライかDMでも困らないと思われる。

〔 139文字 〕 編集

■全文検索:

■インフォメーション

猫田に小判 -新館- は、猫田に小判(使用していたCGIの開発が終了してしまったため更新を停止)の続きでやっているブログです。
気分次第の不定期更新です。3ヶ月に1回くらいで見に来て頂くと、更新している可能性が高いです。
ちなみに当ブログとほぼほぼ関連性の無い事か、ブログに纏める前のアイディア程度の浅い内容しか書きませんが、Twitterはこちら
コメント欄の無いブログCGIなので、ブログについてのご意見はTwitterのリプライやDMでお願いいたします。

編集

■日付検索:

▼現在の表示条件での投稿総数:

5件

ランダムに見る