猫田に小判 -新館 -

Last Modified: 2024/04/14(Sun) RSS Feed

どのカテゴリにも属していない投稿93件]6ページ目)

刻苧について悔い改めたという話

No. 43 :
#金継ぎ #陶磁器修理 #徒然なる日記

結論はタイトル通りで、刻苧さんごめんなさいという事で終了なんですけども、一応、悔い改めた理由を書いておこうと思います。

私、これまで漆とか金継ぎ関係の事については、ほぼほぼ書籍を買って読むということでやってきたわけですが、noteで金継ぎ専科の話を書くようになり改めてネット検索したりYoutubeを見たりして見分を深めるというよりは体系的に金継ぎ界隈ってどうなっているんだろうかと見直すようになりまして。なるほど、アメリカではエポキシに代用金を混ぜて貼り合わせるだけのキットを金継ぎセットとして販売しているのか、とか、日本でも金継ぎ体験で得た間違った解釈の理屈書いてあるなぁとか、勿論、ちゃんとした内容の金継ぎの説明サイトも増えているんだなぁとか、いろいろと勉強になっておりまして。

そんな中、今まで刻苧というのはずっと木粉と漆と続飯(または盤石糊)を混ぜたものだと思っていて、その組み合わせで作ったものは、大体が5年以内に反って変形したり、取れたりしていて、やはり植物主体は陶磁器とは相性悪いんだよなぁと思っていたわけですが、改めて刻苧を調べてみたら、まぁ刻苧の種類の多いこと多いこと。木粉じゃなくて砥の粉や地の粉を使った刻苧というのもあったりするわけです。
となると、刻苧の定義って一体、何なのかと。それで考えていて、あぁなるほど、そういう事かと気付いたのは、要するに錆漆はペイント剤、刻苧はモデリング剤という分類なんだろうな、と。当たり前といえば当たり前なんだけども。金継ぎでは案外、ペイント剤も積層させてモデリング剤として成立しちゃっているから、何となく曖昧な関係になっている状態だけども。

では、ペイント剤とモデリング剤の大きな違いは何なのかというと、繋ぎの有無。漆芸だと繋ぎは刻苧綿という事になるわけですが、要するに繊維質。これに尽きる。繋ぎが入っていれば、極端な話、そのほかの材料はどうでも良かったりするわけです。何故、繋ぎの有無が大切かというと、粉体は厚みが出ると収縮に伴ってヒビがいくから、それを防止するために繋ぎを入れる。つまり、本来はヒビがいく程度の厚みを想定しているものが刻苧なわけです。

それで、No.41のブログで書いた「粘土入れてもいいんじゃないか」案件に合致して、非常に納得がいったわけです。というのも、粘土を入れると厚みが出た時に大抵はヒビがいく。陶芸をやった人は乾燥時にヒビが入った経験は必ずあるものですが、錆も粘土単品だから当然といえば当然。普通はそれを防止するために陶芸界では珪石やシャモットを入れて調整杯土にするわけです。陶芸は加えるのが水分のみなので、かなりの厚みがあっても1か月置けば100%乾きますが、金継ぎの場合、漆を混ぜることが絶対条件。そして、珪石やシャモットを入れると何故か漆の乾きが鈍化したり、厚いものは乾かなくなったりする。粘土と砥の粉、あるいは、粘土と陶石の組み合わせ以外は多分に無理があるわけです。でも厚いとヒビがでる。このジレンマをどうしたらいいのかと思っていて、そこで刻苧綿。あぁそうか、刻苧綿を入れるとヒビがいかないのか、と。それで試しに粘土6と陶石4に刻苧綿を入れて4㎜でやってみたところ、全くヒビがいかない。しかも2日で乾く。インドやアフリカの調理用薪窯を作る時、窯にする粘土にスサを入れてヒビ割れ防止にしていたな。とか、いろいろな事が頭の中で一気に結びついて、金継ぎは、粘土と刻苧綿で刻苧作ればOKだったんだと妙に納得すると同時に、刻苧さん、今まで甘く見ていて本当に失礼いたしました、となったわけです。

人間、やはり勉強で脳をアップデートしていく事って大切ですわな。という話。

〔 1570文字 〕 編集

中国の陶磁器修理の話

No. 42 :
#金継ぎ #陶磁器修理

Youtubeで漆関連の動画を見まくっていて、そういえば陶芸も日本の動画を見まくっていたら、世界の陶芸の動画が出てきたから、そのうち世界の漆の動画も出てくるのかなぁと思ったら中国の金継ぎの動画が出てくるようになった(アメリカとヨーロッパの修復の動画はかなり前に見まくったので出てこない模様)。

違う内容の動画を見ると出なくなってしまうので、関連で出ているうちに見ておこうと見始めたら、結構たくさんある。同じ人が別な番組で特集されていたりするので、実際にやっている人が多いというわけではなさそうなんだけど、動画の本数としてはかなりある。多分、50本くらいは見たかな。

で、大きく分けると3つあって、1つはアメリカやヨーロッパと同じ完全修復の動画。まぁこれは専門職で凄いよな、と感心するしかないわけで、どう頑張っても私がマネできるレベルではないんだけども、面白いのは、中国は欧米と違ってスプレー使わず筆だけでニス塗までやっていて、おぉ何か中国っぽいと思ったりした。

もう一つは、鎹止め。日本では重要文化財になっている馬蝗絆という名前の青磁茶碗が有名で、絵では直しているのを見たことがあるけれど、私は「初恋のきた道」という映画で初めて動画を見て、映画も面白いんだけどむしろ鎹止めの技法がちゃんと最初から最後まで見られた事に感動したという思い出。その後、骨董屋で鎹止めの器を見つけて、完全に水漏れしない状態できっちり継いであって、いやぁ凄ぇな鎹止めと思ったんだけども、まさか、今も職人としてやっている人がいるとは。てっきり映画の中だけかと思ってたら、かなり詳しく解説していたりして、あぁなるほどそうやるのかと。ちなみに水が漏れないのは、どうやら隙間を石膏で埋めているからで、鎹だけで水が漏れないわけではないっぽい。中国語だけど、石灰という単語と、焼という単語があったので、おそらく焼石膏の話をしているんだろうなと。漢字が読める文化圏にいてよかったよ。インドの陶芸の動画とか、何が書いてあるか全く分からんかったからね。
最近では、ただ鎹で止めるだけじゃなく、台湾だと装飾アートとして芸術賞もらったり教授になったりというウェーブもあったりするみたいだけど、個人的には、ちょっと趣味じゃないかなぁ。あんまりゴテゴテしているのはねぇ。

で、最後に金継ぎの動画なんだけども、へぇ~日本と同じ方法なんだと思って見ていたら、解説の文章に「日本がどうたら」と出てきたり、漆を濾す紙に「吉野和紙」ってインサート入ったりして、なんだ日本の金継ぎを自国に持ち帰ってやってるだけなのかと、結構、興冷め。
しかも、どこで習ったのか分からないけども、かなり無茶苦茶なのもあったりして。中でもおぃおぃと思ったのは、接着用の漆を塗る前に卵白を断面に塗って乾かすという手順があるやつ。誰が教えたんだよ断面に卵白塗るって。漆に卵白入れるならまだしも(いや、それも継ぐ技術としては要らんと思うが)、何で断面に塗るんだよ、理由が分からん。卵白がプライマーになるという話も聞いたことないし。個人的には、断面に漆を塗るのも違うと思っているんだが。断面に塗るのは、たぶん、木工の木地固めの名残りだと思うが、陶磁器は漆より硬いぞ。低温の素焼きならまだしも、高温で本焼きした器に地固めしても強くならんと思うのだけどもね。ハウツー関連だと素地に漆が染みないようにするためとか、しっかり漆が食いつくようにとか、いろいろ理由は書いてあったりするけども、どれも恐らくは生地固めに対しての後付けで説得力に欠けると思う。分子間力とアンカー効果を優先するなら、断面には接着用漆を直に密着させるべきじゃないのかなぁ。あと、漆を断面に塗って焼くやつ。あれも漆の高温重合は金属で使う技術で、陶磁器ではやっても別に接着強度上がるわけじゃないんだよなぁ。と思うわけだが、やっぱり中国でもやっている人も居ました。まぁ、自己責任だから良いんだけども。

そういうわけで、修復と鎹止めは面白かったけれども、金継ぎはアカンかったなぁという話。金継ぎの技術というのは、日本独自なのか日本にしか残っていないものなのかもしれないねぇ。

〔 1748文字 〕 編集

#金継ぎ #陶磁器修理 #どうでもいい思い付き

分からん。はっきり言って、やればやるほど分からないわけだが、その中から何となく分かってきたことがある。
まだ固まっていないので、取り合えず忘れないうちに書き散らしておこうと思う。読みにくいと思います。すみません。

始まりは、このツイート で書いた疑問。そして試しにやってみた、これ
要するに、錆漆というのは珪藻土(放散虫という単細胞生物の骨格が堆積したもの)とか珪石(マグマが冷えて固まったもの)が多い鉱物を漆で練ったものなわけだが、なぜそこへ至ったのか、途中にもっといろいろ混ぜていないのか。だって、硬そうなものはいろいろあるし、珪石よりも粘土の方が先に目に付かない?粉体にするのも粘土の方が楽だし、周りにたくさん土器とか陶器があったでしょうに、いきなり磁器原料には行かないでしょ。という素朴な疑問。これは私が陶芸をやっているからなのかもしれないけど、粘土と漆を混ぜたという記述は全く見つからない。
それで、手近にあった益子土と信楽白土と信楽赤土を混ぜてみたところ、これが結構どれも良い。

益子土も信楽土も調整杯土なので、じゃぁ、無調整というか原材料でもやってみようと思い、化粧土や釉薬原料で手近にあった木節粘土、蛙目粘土、朝鮮カオリン、天草陶石を混ぜてみたら、これもちゃんと錆っぽくなる。朝鮮カオリンはハロイサイトで可塑性が無いので、金継ぎに使えそうな感じの錆とはちょっと違うのだが、カオリナイトの木節粘土や蛙目粘土は、むちゃくちゃ可塑性しっかりしているし肌理も細かいし、なんか悪くないよなぁと。天草陶石は準粘土というかセリサイトが粘土っぽい可塑性は生むので、これも水分を調整してやると錆になる。そもそも天草陶石って陶芸に使う前は砥石として使ってたくらいだから(今でも天草砥石、たまにホームセンターで見るけど)、砥の粉ではあるわけで、ジャンルとしては砥の粉なんだろうな。

そういうわけで、実は、調べたら、砥の粉と言っても販売しているメーカーによってかなり成分がいろいろ。しかも、結構、粘土寄りな砥の粉もあったりして、全部が全部、珪藻土や珪石主体ということでもないと分かり。なるほど、ハウツー本で、水を入れてやっとまとまる程度に練りますと書いてあるのは粘土成分多めだから少量の水でまとまるのかと、改めて気付いたりして。それはさておき、素性がよく分からないものもある砥の粉よりも、出来るだけ主原料で、可塑性を生かせて硬くなる比率を考えてみようかとプレパラートに塗ってテストピースを作り始めたのだが、ある時、ふと気付いたたことがある。
粘土は、水が多くても少なくても乾いたら同じくらい硬くなる。ロクロを挽いた後の泥水を乾燥させると、器の内側についた粘土はカッチカチで剥がれなくなる。粘土は練った時の水分量に関わらず乾燥すると同じ硬さになるじゃないか。だとすると、本堅地で水分を使うと錆の硬度が落ちるというのは本当なのか?
それで、今まで出来るだけ水分はギリギリの量が良いと思い込まされていたけども、粘土使うとしたら、その法則は成り立たないのではないか?と思ったわけだ。
とすると、これは単にテストピース作るだけじゃなくて、厚みも変えて試してみた方がいいのかもしれない、と。

そんな感じで、厚みも変えながらいろいろ作ってみたら、厚みが0.5㎜以下だと、空気中の水蒸気で水分がまかなえるからなのか水の多少に関係なく錆は固まる。1㎜を超えると水分が少ないほど固まらないが1週間くらいあればまず固まる。2㎜を超えると混合した水分比が硬化に滅茶苦茶関わってきて、固まらいものは固まらないと分かる。そして、案の定、水分量に関わらず乾けばちゃんと硬い。

ちなみに、2㎜で粘土の錆漆を固めるには、粘土:水:漆は2:1:1。つまり乾燥させた粘土の重量の半分は水分が必要になってくる。
通常、作陶で粘土を練る時の水分量は約30%が適量。可塑性を出すのに使う水分量として粘土の半分の水は多すぎる。だとしたら、残りの水は何故必要なのか?暫く何も閃かなかったのだが、もしかしたら漆に関わる水分量なのかもしれないと気付く。理由は使っている漆が素黒目だから。数%は水分が残っているけれど、もし水分が無いと仮定すると、この水を足した時に生漆の水分比率に近似することになる。あぁ~っ!そうかぁ~。漆の樹木にとって、樹液を固めるために必要なのは外気であって、湿度では無いんだと。樹液は最初から固まるのに必要なH2Oを保有していたんだなぁと。考えてみれば当たり前の話。それが自然のバランスというものだよ、と。

ということで、何となく分かってきた。

そして今、陶磁器専用の接着錆漆は、砥の粉に粘土を混ぜて粘りを調節したら良いんじゃないか、というところまで来ている。

粘土だけでも十分に接着出来るし、可塑性で考えたら粘土だけの方が粘着性が高いのだが、粘土単体だと縮みが大きくヒビがいくのだ。調整杯土には乾燥時にヒビが出ないよう珪石粉末が大抵入っている。ちなみに珪石入れてみたのだが、確かにヒビは出にくくなるんだが、粒がデカい。ジャリジャリし過ぎる。じゃぁ珪石の代わりに天草陶石か砥の粉だなという感じなのだが、天草陶石を使うと何故か同じ比率で作っても固まったり固まらなかったりするんだよなぁ。
たぶん、練りの問題だと思うんだが。粘土はカオリンの結晶に水分が入り込むと、急に練りが重たくなって可塑性が増すのでタイミングが分かりやすいけれど、天草陶石はセリサイトで疑似的に粘りが出るので、そこが非常に分かりにくい。しかも比率を変えると更に練の時間が分かりにくくなる。ということで、砥の粉使うかなぁと思っているわけだ。

とりあえずは、そんな感じでやっていますが、まだまだ暗中模索。

〔 2428文字 〕 編集

新ブログのビューの話

No. 40 :
#徒然なる日記 #金継ぎ #note

前回、noteで『 案外、書かれない金継ぎの話 』という金継ぎ専科のブログを書き始めたという告知をして、10個くらい記事を書けば閲覧者2桁になるかなぁと書いて、10個書いたので報告なんですけど、有難いことに3回目から閲覧者2桁になりまして、7回目くらいからコンスタントに70ビュー前後を推移するようになったんですけど、noteのビューって同一アカウントから何度も見ると、それだけでもカウンターが上がってしまうので、自分でも10回は読み直したりしていますから実質は60ビュー位じゃろなぁと思っております。読み直しする人はいないでしょうから、記事を見る人も同数と考えてよろしいかと。読んでいるかどうかは別として。

他の人の記事は、どれくらいのビューなのか分かりませんけど、初めて書きましたという記事に3桁のいいねが付いていたりすることもあって、一体どんなことをすると初回で3桁もいいねが付くのか私はさっぱり分かりませんが、まぁそれはともかく、自分の記事が2桁の方に読んでいただけるのは有難いことですよ、本当に。猫田に小判ブログなんて20年やっているのに2桁なんて滅多に行かなかったですからね。このブログCGIにしてからはカウンター付けるの止めちゃったので、どれくらいの閲覧数があるか知りませんが、多分、2桁は無理でしょう。

noteは行間が広くてスクロールが結構面倒なので最初は1000字前後でと思ったんですけど、1000字で纏めるのは流石に無理なので1500字前後という事にしました。ズルズルと書いて、読み直しながら切り詰めていくと、大体1500字くらいで纏まるという事は分かりました。早めに技術的な話まで行けるかなぁと思ったんですけど、まだヒビ止めの話まで行かないというね。改めて金継ぎをやろうと思うと、いろいろやることがあるんだなぁ、そりゃハードル高いと思われるわけだな、と。
なんか本当に完結できるのか、若干、気が遠くなってますが、多分、大丈夫でしょう。頑張って更新していこうと思います。

〔 879文字 〕 編集

新ブログと東池袋52の話

No. 39 :
#徒然なる日記 #告知 #金継ぎ #陶磁器修理 #アイドル #note

気付けば年またぎで、お久しぶりです。

ネタはあるけど書く気が起きないプチ鬱状態が続いてまして、生命エネルギーがとにかく足りない。
修理屋なんてコロナの影響受けないだろうと思っていたんですけども、メディアが、規制で大変だ貧乏になったという記事ばかり出して日本人総コロナ貧乏みたいな洗脳かけているからなのか、修理の依頼が目に見えて減るという。金継ぎ屋が増えて全体的に盛り上がった結果、各修理屋への依頼が相対的に減ったという事なら個人的には喜ばしきことで、それで依頼が減るなら私の技術的問題ということなので店を畳んでもいいかなぁと思うわけですが、金継ぎがそんなに認知度上がって盛り上がっているという感じでもなく。サスティナブルだのSDGsだの言っても、プラスチックが悪いとか二酸化炭素が悪いとか悪い事には目が向くのに、それ以外の事には案外動かないというね。何ですかねぇ国民性なのか、人間の根源的な性質なのか、よく分かりませんけど。

とまぁ、愚痴っていても仕方がないので、このまま生命エネルギーが減って死ぬのも何だかなぁと思い無料ブログサービスのnoteに金継ぎのブログを書くことにしました。

『 案外、書かれない金継ぎの話 』
note.com/kintsugi_hontou

猫田に小判ブログは有料レンタルサーバを使っているため金が払えなくなったら即消滅してしまうので、お金払わなくても一応、残ってくれるんじゃないかなぁという事でnoteにしましたがサービス終了になったら勿論消滅してしまうので、こればかりは賭けですな。
ちなみに、noteは見た目が地味で雑誌のような凝ったレイアウトの派手なページは作れませんが、その分、操作がとにかく楽です。猫田に小判(新館)で使っているCGI「てがろぐ」と非常によく似ている。マウスクリックで使えるマークアップという感じ。ブログって、これで良いんじゃないかなぁと思うんですけどね。
まだ始めたばかりなので、もちろん閲覧者は一桁。とりあえず10個くらい記事があれば二桁になるかなぁと思っていますけども。
内容は、猫田に小判(旧館)と猫田に小判(新館)に単発的に書いていた金継ぎの話を、ちゃんと順序立てて新しく書き直していく予定です。出来るだけサラッと読めるように1000字くらいを目安にしようと思っています。このブログのように長文で書き散らしたりはいたしません(笑)昔のブログは読んでいると結構、間違った解釈しているところも多々あって削除しちまおうかとも思いましたが、それすら面倒なほどエネルギー足りないので放置しておくことにいたしました。なので私的には最新情報掲載ということになります。


それから話変わって、私はあまりアイドルにぞっこんで興味持つことは少ないし持続的に応援する事もほとんど無いんですけど、それでもNegiccoだけは好きで応援しているわけですが、最近、ライムスター宇多丸さんがやっているラジオのアトロクの社歌特集で紹介されて知ったアイドル「東池袋52」。このグループにかなりハマっております。
私は流行に疎いので興味を持った時にはメンバー入れ替えで全然違うテイストになっていたり、解散していなくなっていたりすることもあるのですが、東池袋52は健在で、時節柄イベント出演やライブはありませんがインスタライブは不定期でやっています。クレディセゾン&関連会社の女性社員で構成された社内発アイドルですが、歌もダンスも本気中の本気でとにかく抜かり無いアイドル。欅坂46の二人セゾンという歌を聞いたクレディセゾン社員が、勝手にアンサーソングとして「わたしセゾン」という歌を発信するために生まれたアイドルグループという事で、52や46の系統で見られがちのようですが、私はむしろそういう大所帯系よりは、今だに伝説となっている「野猿」のベクトル上じゃないかなぁと思っています。(ちなみに野猿はジャニーズシニアと言っていた頃からリアルタイムでハマっておりました)
なにしろ歌が良い。歌が良いのは当然で、コピーライターの大御所というかレジェンド仲畑貴志さんが作詞。コピーライターという言葉がメディアで踊り始めた頃に糸井重里さんや川崎徹さんと並んで聞いた、今の言葉で例えると神セブンみたいなもんですよ。そして作曲が多田慎也さん。私が大所帯系アイドルで唯一買ったことのあるCD「ポニーテールとシュシュ」を作曲された方だそうで、そりゃ琴線に触れるに決まっている。YoutubeにMVがあるので全部見たり、ファンの方がアップロードしているライブの動画を見たんですけど、やっぱり良い、凄い。CD買おうと思ったら、何と売っていない。セゾンカードを使って貯めたポイントじゃないと入手出来ないという、なるほどクレディセゾンの社員アイドルだけのことはある。徹底していて素敵。だがセゾンカードでポイントとはハードル高いなとCD入手は断念しようかと思ったんですけど、実は栃木に帰省した時に郵便局でたまたま勧誘されて、ゆうちょセゾンカード(現在はセゾンNEXTカード)というのを作っていた事を思い出し、探したら出てきて、まだ番号生きているのかと思いながらクレディセゾンのサイトで確認してみたら普通に使える。しかも永久不滅ポイントが残っている。え~!CD交換できるじゃん!という事で申し込みました。(後に、ゆうちょミヂカを使うとセゾンのポイントが付く事が分かり、あのポイントはミヂカの副産物なのかと驚いたんですけども)
で、届きました。朝夕毎日聴いてます。運転するときもカーステレオで流してます。飽きませんねぇ、聴けば聴くほど良くなる、詩も曲も。

ということで、公式サイト貼っておきます。
www.saisoncard.co.jp/saison52/

〔 2449文字 〕 編集

金継ぎの陶磁器接着の錆漆、の追記事項

No. 38 :
#金継ぎ #陶磁器修理 #ガラス用漆

2つ前のブログで陶磁器の金継ぎで接着をするときに使用する接着用錆漆の最適混合比についてを記載したが、使用する砥の粉や漆の種類によっては少し硬すぎるという話があったので、調整について追記。

陶磁器接着用錆漆は「砥の粉:漆:水=4:2:1」を基本とするが、水の量で硬さの調整が可能。最大で「砥の粉:水:漆=4:2:2」つまり漆と同じ量(重量比)まで増やすことが出来る。これはガラス板で挟んで固まり方を観察して確認したもので、おそらく、余程粒子の荒い砥の粉とか、水分の多い漆でない限り、この範囲で接着用として機能すると思う。
なお、水分量が増えると硬化も早くなるので、ある程度の手早さが必要になってくる。あまり大きな器だと断面に塗っている最中に固まり始め、結果的に張り合わせる時には硬くなってしまう可能性もあるので、その辺は数をこなして自分の作業速度から水分量を推測できるようになるしかない。無責任な物言いになってしまって申し訳ないけれども。
ちなみに水分量が漆の量を超えると、表層の漆が乾き、中の漆が乾かない状態になりやすく、厚みのある器や磁器ものでは再破損が起こる可能性が高くなるので、あまり目分量で混ぜたりせず面倒でも計量器でちゃんと計量する事をお勧めする次第。

〔 572文字 〕 編集

#金継ぎ #陶磁器修理 #修理道具 #ガラス用漆

『漆の小分けにシリンジを使うという案(ブログ№14)』 で、シリンジの有効性を書いたり、ちょっと周りに説いたりしてみたのだが完全に反応が悪い。そんなに良いなら売ったら良いじゃないかと言われたりもしたが、違うんじゃー!シリンジに入れて売っても仕方がないんじゃー!みんなが漆を気軽に小分けにして無駄なく何度も使えるところがシリンジの売りであって、使い捨てのシリンジ漆を広めたいわけではないんじゃー!
で、どうやらシリンジに漆が入っていれば使いたいが、小分けにする作業が面倒くさいという事なのだろうという結論に至る。シリコン粘土でアタッチメントを作るところがネックらしい。

ということで、シリコン粘土不要。既存のチューブをハサミで切るだけで小分け作業が出来る方法を考えたので、今回はそれを紹介しようと思う。

<チューブで漆をシリンジに小分けにする方法>

画像

用意するのは、ホームセンターなどで売っているゴム(またはシリコン)チューブ(以下、チューブと記載)。重要なのは穴径4mmのチューブを買う事。シリコン製の場合は厚みが1㎜で外形6㎜。近所のホームセンターは穴径4㎜はシリコン製しかなかったのでゴムだと外形は違う(ゴムの方が薄いので6㎜以下)かもしれません。値段は1mで400円位。でも使うのは5㎝なので10㎝あれば十分です。近所のホームセンターは10㎝から切り売りしていたので30㎝買いました。
シリンジは大小いろいろなサイズが有りますが、注射器のインジェクター(針の部分)規格が決まっているため、シリンジの口は全てφ4㎜です。なので、どのサイズのシリンジを使う場合でもチューブの穴が4㎜のものを選んで下さい。

画像

チューブを切って3㎝と2㎝にします。3㎝はインジェクター代わりに使用する部分。2㎝はシリンジのキャップになります。
インジェクターにするチューブの長さは任意で構いませんが、長すぎると吸い上げるのが大変なので3㎝前後が良いと思います。

画像

3㎝のチューブにシリンジの口を入れます。

画像

漆チューブを立て、口にチューブ付きシリンジを入れます。この時、あまり漆チューブの口いっぱいまで漆を上げてしまうと漆が溢れ出て来るので、漆チューブの漆は少し余裕を持たせておいてください。
なお、漆チューブの口が6㎜以上であることが条件になります。えー、うちのチューブの穴はそんなに大きくないわぁという方は最後に補足を記載しますので今は漆チューブに入れる事が出来たという体で説明を読み進めて下さい。

画像

ゆっくりとシリンジのピストンを引くと漆を吸引します。(始めてやる時はチューブの空気の体積分だけシリンジ内に無駄が出ますが、あとで入った空気は抜きます)

画像

適量を吸引したら、漆チューブからシリンジを引き抜きます。チューブの周りが汚れていたら爪楊枝などでコソいで漆チューブに戻すと無駄が出ません。
チューブがあるていど綺麗になったら、口を上にし、シリンジのピストンを少し引いてチューブ内に残っている漆も吸引します。
シリンジ内に空気や泡などがあるので、シリンジを軽く指で弾いて泡を消し、その後、無駄な空気を抜いて下さい。
作業を終えたら、チューブをゆっくりとシリンジから外してください。

画像

2㎝に切ったチューブで蓋を作ります。クリップを用意します。(止められれば良いのでセロテープでも良いです)

画像

チューブをクリップで止めます。(セロテープの場合はチューブを折り曲げてセロテープで巻いて下さい)
シリンジのキャップの完成です。

画像

シリンジの口に嵌めると密閉出来ます。
これで小分け作業終了です。
キャップを抜く時は、出来るだけ口に近い部分を持って抜きます。口から遠いところを持つと抜け難い上に、抜けた時に漆が飛ぶことがありますから注意しましょう。

<補足事項>

画像
※補足1
小分け用に使ったチューブは使い捨てでも構いませんが、綿棒で中を拭くと再利用出来ます。綿棒に少し揮発性油を付けて拭くと綺麗な状態で保管できます。
シリコンは非常に強い素材なので、加水分解してベトベトにならなければ結構何回も使えると思います。

画像
※補足2
2回目以降シリンジに再度小分け作業する時は、少しシリンジ内に漆が残った状態でチューブの口ギリギリまで漆を出しておいてから吸引するとチューブ内の空気を引き込まずに済みますので、空気抜きの無駄な手間が省けます。

画像
※補足3
漆チューブの口が6㎜以下の場合ですが、シリコンチューブはガラスチューブのように温めて伸ばすのが難しく、またテーパー型のインジェクター代用品を探したのですが見つからなかったので、Amazonなどで『インジェクタ』で検索して細いものを購入するのが良さそうです。
写真のインジェクタは万年筆のインク詰め替えに私が使用しているものですが、金属製は値段が高く、穴も小さいので使い捨てるにはコスパが悪いためプラスチック製(www.amazon.co.jp/dp/B07YYN5M6R/ref=cm_sw... )を使用するのが良いと思います。
インジェクタの場合、小は大を兼ねるのでチューブを使わずインジェクタを買えば良いだけじゃないかというのはごもっともですが、今回はホームセンターでも買える手軽さとコストを優先して紹介いたしました。

〔 2281文字 〕 編集

#金継ぎ #陶磁器修理 #ガラス用漆
 
今回の話は、陶磁器の金継ぎで接着をするときに使用する接着用錆漆の最適混合比についてなのだが、旧ブログ(nekotani.lix.jp/diary/)を知らない方にはいきなり接着用錆漆と言われても「?」だと思うので、接着用錆漆に至る経緯(ダイジェスト)を先に書いておこうと思う。これまでの経緯が分かっている方は、途中をすっ飛ばして結論だけ読んで頂ければ問題ないです。

<接着用錆漆が出来るまで>

陶磁器の金継ぎの接着に最低限必要なのは漆だけであるというのは、案外、見落とされがちだ。理由は簡単で、世の中に出ている金継ぎハウツー本のほとんど全てに接着のための糊漆や麦漆の作り方が書かれているから。私が知る限り漆だけで付ける話は、岩波文庫「うるしの話 松田権六著」に「漆でいちばん丈夫に接着させようとする場合には、優良な漆で「クロメ」と「ナヤシ」のかかった乾燥力の早いものを選んで、接着すべき物体の両面に塗り、完全乾燥の一歩手前というところで両面を接着させる。これがもっとも効果的な接着方法であろう。」という一文しか見た事が無い。
どうして接着のため漆に混ぜ物をするのかという理由については、案外、書いていない。いろいろ考えた末、大きく2つの理由に拠るのではないかと結論付けた。
1.接着の初期保持力を上げるため
2.浸透力が高い場合の対処
漆が固まるまでにズレないための粘着力を初期保持力と言う。昔はどのようにして破損したものを固定したのか不明だが、映画「初恋のきた道」で出てくる茶碗の修理の件で(映画は金継ぎではなくカスガイ留めという修理だが)器を荒縄で巻いて固定しているので、おそらく金継ぎも同様の方法を使ったのではないかと考えられ、それゆえに初期保持力の強い混ぜ物が必要だったと思うのだが、現代では糊の発達により、接着後の固定にはマスキングテープや養生テープが用いられるようになった。そのため初期保持力はこれらテープに依存する事になり、実は強い初期保持力はあまり必要がなくなっている。
よって、2の浸透力との問題が重要になる。陶器接着の場合、特に焼成温度の低い楽焼などは、漆を塗っても素地が吸い込んでしまって接着断面に漆が残りにくい。アロンアルファに液状とゼリー状があるのと同様、接着断面に漆を残すためには浸透しづらい物を混ぜてやればいい。そこで米粉や小麦粉が必要になってくるわである。

だが、ここで問題が出てくる。米粉や小麦粉は耐水性ではあるが温水に接すると軟化してしまうという欠点がある。年に何件か、他で修理をしたら取れてしまったとか、自分で本を見ながら直したが取れてしまったという再修理依頼が来るのだが、これは概ね米粉や小麦粉の混合の際の問題による。そこで、温水でも接着力が落ちない混ぜ物はないものかと、いろいろなものを漆と混ぜてガラス板に塗り、沸騰した湯に入れて剥離するまでの時間を計ってみたところ、最も強かったのが砥の粉を混ぜた錆漆であった。
やはり陶磁器のような無機物の接着には米や小麦のような有機類ではなく無機類を使うのが最善なのか、と分かってみれば実に至極当然な話である。
しかし、パテに使用する錆漆では少し硬すぎて破片数の多い器の修理では接着誤差が大きくなり不向き。ならば混合比率を変えて対処すれば良いのだろうという結論に至る。

と、ここまでが、旧ブログで接着用錆漆が生まれたダイジェストである。

<接着用漆の混合比>

ということで本日の主題、混合比の話。

結論から言うと、混合比は

砥の粉:漆:水 = 4:2:1(重量比)

である。砥の粉の半分が漆、漆の半分が水である。覚えやすい。ここへ至るまで、いろいろな比率で試験して来たが分かってしまえば実に美しい比率。陶器も磁器も同じ比率で問題ない。

実践的な話をすると、この比率ならばどういった順番で混ぜても構わないのだが、私は砥の粉と水を混ぜてから、漆を入れて練るようにしている。理由は、私の場合、砥の粉に「黄」または「赤」の含鉄砥の粉を使っており、これが漆と反応して練っている間に黒く変色する事で混合進度を視覚的に確認出来るようにしている。なので、砥の粉と水を混ぜてしまってから、漆を混ぜて色の変化を見ながら使い時を探っていくわけである。一応、目安は黒くなったら。黄土色から黒く変色するまでは練る作業を続ける。
パテ用の錆漆は保存が出来ないが、接着用錆漆はサランラップで包んで空気を抜いておくと、結構、保存が効く。2週間くらいは保管できるように思う(その前に使い切ってしまうので保管期限までは試験していない)。空気の抜き方は、サランラップで挟んでからクッキングシートを乗せてヘラで押す。以前にブログに写真付きで説明した通り(nekotani.lix.jp/diary2/tegalog.cgi?posti...)である。

ちなみに、パテに使用する錆漆の混合比率は「砥の粉:漆:水 = 60:20:15」。少しややこしい比率ではあるが、接着用漆の比率に15を掛けると「60:30:15」なので、実は接着用とパテ用の錆漆は漆の量が少し違うだけで砥の粉と水の比率は同じだったりする。漆が10違うだけなので、慣れてくれば残ったパテ用錆漆に少し漆を足して接着用にしたり、接着用錆漆に砥の粉を足してパテにしたりすることも可能なのかもしれないが、私は常に試験も兼ねており比率至上主義なのでやった事は無いが、趣味で金継ぎをやっていて大量に余ってしまって勿体ないなぁという場合は、錆漆の重さを計って重量比で計算すれば、加える漆や砥の粉の量は分かるので、そうして作っても良いのかもしれない。この辺は自己責任で。

〔 2400文字 〕 編集

#徒然なる日記 #どうでもいい思い付き

野良猫に飯を出すようになって困った事がある。猫の飯を狙って、昼の暑い時には蟻やダンゴムシが大量にやってくるし、雨の降る夜はナメクジが大量にやってくるという事だ。どちらもビジュアル的にかなりホラーであるが、視覚的なものよりも、猫の飯がダメになってしまう事のほうが重大である。退治するための薬品が有る事は分かっているが、猫が舐めたりしたら大変なので使う事には躊躇する。

ネットで調べたらナメクジには珈琲をドリップした後の粕を撒くと、カフェインが神経毒になって寄って来ないという事が分かり試してみたら本当にナメクジは来なくなった。効果覿面なのだが、珈琲の粕は効果の持続が短いという欠点がある。たまに雨が降る程度ならば、降る前にパラパラと撒けば良いのだが、今年の梅雨は割と毎日のように雨が降るので2,3日置きに撒かなければならず、面倒な上に珈琲粕が不足する。蟻とダンゴムシに至ってはカフェインなど物ともせずにやってくる。

どうしたものかなぁと思っていた矢先、猫が遊んでいる最中に散らかした飯に、蟻とナメクジが群がっているところに出くわした。驚いたのは、落ちた飯には群がっているが、器に入った飯には全く寄り付いていない事だった。なるほど、飛べない虫にとっては器を上って飯を食い、また同じルートで帰らなければならない事は相当リスキーなのだなと気付き、翌日より、猫の飯から離れた地面の上に直接カリカリ飯を少し置くようにしたところ、蟻もダンゴムシもナメクジも器の飯には全く寄り付かなくなった。カリカリ飯は7,8粒あれば十分だった。数粒をおすそ分けする事で、150粒くらいの猫飯の安全が担保される。自然と付き合うというのは、そういう事なのかと妙に痛く感心したのであった。

〔 773文字 〕 編集

ワンナイトラブな話の後日談

No. 34 :
#徒然なる日記 #猫

約1か月前に書いた猫の一件。あの後、親猫はちょいちょい飯を食いに来ていたが、食った後に顔を洗ったり日向ぼっこをしたりと結構呑気な感じでフラフラしているところを度々目撃していたので、あの時の子猫はどうしたかなぁ、ちゃんと育てているんだろうかと心配していた。最近、朝、外でピーピーとやたら猫の声が聞こえる時があり、今日は猫が多いな?と思いながら床から這い出して外を見たら、子猫がぴょこぴょこ走り回っていた。
おぉ~っ、と思って見ていたら、親猫が来て、その後を更に付いてきた子猫が白黒!あの時の子猫の柄である!
慌てて猫飯を用意して、出来るだけ子猫を脅かさないようにそっと出して窓を閉めたところ、そろりそろりと寄ってきて飯を食べ始めた。

そうかぁ、初産の母猫、ちゃんと子供を育てていたのかぁ。しかも複数匹。
あの時の子猫も元気いっぱいで猫缶をもぐもぐ食べていた。奇跡なのか、それとも、これが自然の力というやつなのか。

世間はウィルスだの何だのといろいろ騒がしいが、猫はそんな事など関係なく毎日ちゃんと子育てして、子猫たちは飯を食いに来られるまでにしっかりと育っている。収入はほとんど無いし、来月も講習会1つしか決まっていないし、この先、どうしたもんかなぁとブルーな気持ちでいたが、飯をモグモグ食べる猫を見ていたら、大丈夫、どんな状況でも何とかなるんじゃないかなぁと変に自信が沸いた(ような気がした)。
君たちが腹を空かせる事が無いように頑張るから、どうか元気に大きくなっておくれ。と思うのだった。

20200531111903-admin.jpg

〔 675文字 〕 編集

■全文検索:

■インフォメーション

猫田に小判 -新館- は、猫田に小判(使用していたCGIの開発が終了してしまったため更新を停止)の続きでやっているブログです。
気分次第の不定期更新です。3ヶ月に1回くらいで見に来て頂くと、更新している可能性が高いです。
ちなみに当ブログとほぼほぼ関連性の無い事か、ブログに纏める前のアイディア程度の浅い内容しか書きませんが、Twitterはこちら
コメント欄の無いブログCGIなので、ブログについてのご意見はTwitterのリプライやDMでお願いいたします。

編集

■日付検索:

▼現在の表示条件での投稿総数:

93件

ランダムに見る