猫田に小判 -新館 -

Last Modified: 2022/01/16(Sun) RSS Feed

タグ「徒然なる日記」を含む投稿[22件]

#徒然なる日記

栃木に帰ってきた時はISDNを使っていたが、ブチブチ切れて仕事にならないので、割と早めに光回線に切り替えた。当初は回線とプロバイダを別々に契約する必要があったので、出来るだけ安くなるよう考えて(それでも結構な出費であったが)NTTフレッツ光とBBexciteという組み合わせにした。何年かその状態で使っていたのだが、急にクラウドラインというのが飛び込み営業で来て、光回線の環境や電話番号は変わらず料金が安くなるという話をされて、バタバタと契約したのが2017年である。当時は光コラボレーションというものが始まっていた事も知らないくらいネットには疎い状態だったので、クラウドラインに説明されてもよく理解出来ぬまま、まぁ大丈夫だろうと任せたのが正直なところ。結果的に月に何百円か安くなって、ネットを使うのも差ほど困ることはなかったので、そのまま使っていた。

しかし、今年の後半になって、一日つけっぱなしにしているラジコがやたらと切れるようになった。切れたのでリロードすると、今度はラジオ局一覧がなかなか表示されないという状態。弥生のクラウドバックアップやアップグレードもエラーが出て上手くいかず。家のWi-Fiルーターが古くなったのかと、痛い出費ではあったが新しくしてみたりするも状況は変わらず。12月に入ってから写真の多いメールを受信するだけでも回線重くて我慢ならない状態になったので、回線速度を調べたら1~2Mbps。光回線で一桁とは、一体何が起こっているのかとクラウドラインに問い合わせたところ、

「12/1よりネットワーク混雑時も、できるだけ多くのお客様に一定の品質以上でご利用いただくために、弊社でも利用しているお客様のうち、通信量が多いお客様から順に、通信速度を一時的に制御する取り組みを実施する事といたしました。※CLOUD LINE サービス契約約款、「第7章」第34条(利用の制限)に記載がございますのでご確認下さいませ。」

という返事。ちょっと待て待て。日中にラジコ聞いたりメール受信しているだけで通信量が多い客に分類されるのか?それで一桁まで回線速度を制限するって無茶苦茶ではないだろうか。光回線よりもTONEの4Gの方が早かったりするし。これは流石に違う会社に乗り換えするしかないだろうと。そういえば最近、NURO光の広告をやたらと見るし、実際どうなんだろうと調べ始めて、初めて光コラボレーションというものを知り、現在の光回線がどんな状態になっているのかをを知る。

そういえば、少し前にau光からも、やたらと電話が来ていたが成程そういう事か。NURO光とau光は、NTTの光回線とは全く別なのか。しかも乗り換えるには回線工事からやり直さなければいけないので時間も金もかかる上、仮に契約したらNTT光コラボレーションには戻せなくなる(戻せるけども、また時間と金がかかる)。NURO光またはau光に替えるなら一蓮托生の覚悟が必要だったりするのか、と。盤石な会社なので潰れる事は無いだろうが1社でプロバイダから回線まで担っているから、仮にクラウドラインみたいな事をされたら洒落にならんので、今回は除外。最も無難な光コラボレーションの事業者乗り換えという手段で打開する事にした。

乗り換えをネットで調べるも古い情報が上位にきていたりして、1日かけていろいろなサイトを読んだところ、要は、クラウドラインで事業者変更承諾番号というのを発行してもらって、それを乗り換え先の業者に伝えれば、特に工事などもなく乗り換え完了という事らしい。
早速、クラウドラインに電話をかけて事業者変更承諾番号の発行をお願いしたら、直ぐに解約の諸手続きの話が始まった。乗り換えの心積もりが出来て電話しているので、うんうんと話を聞いたけども。番号請求すると解約と同じ意味なのね。
事業者変更承諾番号は発行までに何日か掛かるという事だったが、マイページを見たらその日のうちに番号が発行されていた。番号は発行から2週間で効果が消滅するらしいので、それまでに乗り換え先を決めて番号を伝えればOK。

と、これで終われば単なる回線乗り換えの話なのだが、洒落にならないのは、事業者変更承諾番号を取得した翌日にクラウドラインが急に制限解除すると言い出し、回線が30Mbps辺りまで回復したことだ(夜中は80Mbpsとか出る時もあったが、日中は30~40Mbps辺りに落ち着いている模様)。おぃクラウドライン、何の理も無く通信制限したかと思えば、更に事務手数料だの違約金だの、結構な金額を請求しておいて制限解除するとか、なんだよそれ!
ってな事で、なんかもう無茶苦茶な事をされたので速度が回復しても、乗り換えはすることに。ツイッターでは、違約金免除の電話が来たというツイートもあったが、うちには何も電話来ていないけども。わざわざそのために電話するのも何だし、無い袖を無理に振って手切れ金だと思って不問とすることにした。

p.s.後日、クラウドラインから「ご迷惑をおかけしたので、解約に伴う違約金は頂かないことにいたしました。」と電話が来ました。

〔 2145文字 〕 編集

note 案外 書かれない金継ぎの話 ひとまず完結

No. 46 :
#徒然なる日記 #金継ぎ #陶磁器修理 #告知

4月にnote ブログサービスで「案外 書かれない金継ぎの話 」という金継ぎだけのブログを書き始めたという話をして、途中経過で、どれくらいアクセスが来たか書きましたけど、一応、全31回、11月19日公開分で完結したのでご報告。

読み返すと、もう少し順番を考えてから書いた方が良かったと思ったり、出来るだけ簡潔に文字数を増やさない方向で書いたので結果的に説明が足りなくなったという箇所もあったりするわけですが、順番は無理でも、細かい修正は時間を見つけてちょこちょこやっていこうと思っています。

11月29日時点での全期間ビュー1位は、第1回メリットとデメリット で283ビュー。第一回を書いたのが4月末で約7か月ということで一番長く掲載しているし、第1回から読んでみようということでビューが多いのは理解できるとして、2位が何故か第24回漆に糊を入れる理由 で265ビュー。取り合えず、この2つがぶっちぎりで多いけれど、第24回はスパム攻撃とかバグとか、あまり真っ当に読まれて増えた数という感じではないと思っています。というのも3位以降は、ほぼ掲載期間に沿っての順位になっているから。ちなみに3位は第3回 漆とは何か で156ビュー、31位は第31回 破損の修理4~下地作り・金蒔き~ で70ビューです。
概ね1週間で60~80ビューになり、1週間以降は微増していくという感じ。
なお、同一IPアドレスでもページを開けばカウント上がる仕様らしく、当然、自分で読み直したり書き直してもカウントされてしまうので正確に何人が見たのかは分からないんですけど、自分以外は何度も読むことはないと思うので、差し引き10くらいすれば読んで頂けた人数に近似するのではないかと思っております。

noteは24時間で5~6回集計されてダッシュボードというページで集計結果が分かるようになっているわけですが、記のようにユニーク数でのビューも分からないし、人力で数えて手打ちで入れてるの?と思うくらい更新時間がまちまちな上に集計から更新までに3~4時間くらいズレがあると思われる(更新時間の1時間前に何度もアクセスしたのに全く数値の変化が無い)ので、リアルタイムの変化を細かく分析したい人には向いてないサービスでしょうね。私はお金かけずに記事を残せればいいという目的で始めたので、べつにその辺はいい加減でも構わないんですけども。

という事で、以上、金継ぎブログの報告でした。

なお本当は、研磨が出来ない総金彩の器の修理とか、細い取っ手の修理とか、素焼き素地や軟質陶器の修理みたいな特殊なケースも書こうかと思っていましたが、かなりマニアックな修理話だし需要無さそうなので書きませんでした。けれど、来年になったら何かしら続きを書こうかなぁという気持ちもあるので、年末年始でどうするか考えようと思っています。

〔 1244文字 〕 編集

#徒然なる日記 #万年筆

案外、レビューが無いので、気になっている方に。

知ったのは趣味の文具箱という筆記用具関連(ほとんど万年筆関連)の専門誌。写真を見て、これはカッコイイなぁと一目ぼれ。
欲しい。絶対に欲しいがコロナで講習会は無くなるし、修理の注文もあまり来ないし、支援金申請しても飲食店じゃないからか申請通らずで超貧乏。緊急事態宣言期間なんて月の売り上げ8000円くらい。魔王の前でヒットポイントを削られていく勇者一行のようにどんどんマネーポイントが無くなっていく中、今月になって一寸だけ器が売れたので、明日のための気力への投資だと思い切って買う事にしたのが、台湾の万年筆SKBのORIGIN。5500円(税込み)。


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もう、箱から、箱が既にカッコイイ。何故、電子回路なのか分からないけど、確かに回路基板はMOMAかどこかの美術館に収納されるほどデザインとして格好良いわけだから箱に使いたくなる気持ちはよく分かる。
中国語の説明書(万年筆の下の赤茶色の紙)が添付されていて、漢字を見た感じだと
「SKB文明鋼筆は1955年創業、鋼筆(万年筆)から始まって文房具をいろいろ扱うメーカーになったよ。万年筆は付属のコンバータでインクを吸ってから書いてね。」
みたいな事が書いてある。


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そして、万年筆。レトロフューチャーというのかな。むしろレトロか。スチームパンクな空気感も感じられるような。
スモークの半透明軸に金属の輝き。金属はメッキかプリントだろうと思っていたのだが、箱の説明書きによると無垢の銅らしい。そのためか細身なのに結構な重みがあって手に取った時の存在感が半端無い。バランス支点は丁度中央あたりになっているようだ。
筆記するためにキャップを軸にポストすると、キャップの内側に突起が作ってあり、軸の金属に噛んでカチッと良い音をさせてしっかりと固定する。おぉ~芸が細かい。書いている時にキャップが緩んでくると結構腹が立つので(Fonteとかプロシオンとか)、固定されるのは安心感がある。


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そして、気になっていた筆記。(「拠る」を間違えて「処る」と書いているのはご愛敬ということで)
軸の重さがとにかく心地良い。万年筆としては割と細身なので取り回し難いかと思ったが、重さがあるので安定感がある。
ペン先はドイツ製シュミット社のスチール。EFなのでかなり線が細いが、インクの流量が良く、ペンポイントも綺麗に研がれているのでサラサラと気持ちよく書くことが出来る。いつもA罫のノートを使っているので海外Fの太さでも不便と思わないが、EFは細かいところまで潰れが無いので文字がいつもより繊細に見える。

総合的に見て非常に良く出来た万年筆で、何より格好良い、美しい。
日本向けなのかペン先がEF限定なのが残念だが、この作り込みと使い勝手で5500円は買いだと思う。

〔 1225文字 〕 編集

テラ漆器(陶胎漆器)作りにハマる話

No. 44 :
#徒然なる日記 #陶芸

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インド、アフリカ、南米のテラコッタの動画にハマったというのを猫田に小判ブログでも書いたと思っていたが、検索しても出てこないのでツイッターだけで話したらしい。
ツイッターを見たらどうやら去年の9月頃からハマったようだ。その後に、ネットで買えないものかと探してみたが、どうやら扱っていても欠品ばかり(このご時世なので輸入が難しいというのもあるかもしれない)で、しかも結構高い。焼成温度が低いから日本まで運ぶことが、そもそも難しいのかもしれない。仕方が無いので作り方などを検索して自分でも真似て作って使ってみたりしたら、これがなかなか面白い。
益子の土なので全く同じではないが、なるほど、半乾きの時に石で磨けば750℃の焼成でもちゃんと食器になるんだなぁと改めて陶芸の原点を知ったりする。750℃というと、土器とか釉掛け前の準備段階くらいしかイメージ無かったけれども、実は調べると世界の陶器は750℃焼成の地域の方が多かったりする。1250℃の地域から出たことが無いから知らんかった、という。
勿論、窯から出してそのままでは吸水性があるので目止めは必要。土鍋の使い始めと同じで、米汁で煮てでんぷん止めをする。その後に、サラダ油や牛脂などの油分でコーティングするのが主流(これをシーズニングと言う)。土鍋は油のコーティングはしないが、油でコーティングするのは直火にかけて炒め物の調理もしたりするからのようだ。試しにシーズニングしてラーメン作ってみたが、普通に作れたし、ラーメンも普通に旨い。

日本でも、もっと流行ったらいいのになぁテラコッタ。と思っていたのだが、この夏、最大の欠点を発見。カビる。梅雨~夏にかけての気候だと、少し使っていないとコーティングのでんぷんと油分でカビが出たり、匂いが出るのだ。

これじゃぁ日本でテラコッタの食器を広めるのは無理だなぁと暫く思っていた。そんな時に冷蔵庫から昔買った漆が出てきて、今使っている漆と混ぜて使ってもいいのだが、修理依頼品は信用第一でガラス用漆とMR漆だけでやったほうが良いよなぁと思い、何か使い道は無いかと考えていて閃いた。テラコッタを拭き漆してみたらどうだろう、と。で、やってみたら、おっ、良いんじゃないか?直火調理はたぶん無理になったと思うけど、日本では直火調理器よりも普段使いの食器として使うのが一般的だろうし、インドのように使い捨て感覚で陶器を使う文化じゃないし、と。

陶胎漆器は今まで何度か修理の依頼が来た事があるが、1250℃焼成の器に漆を塗るから、大体、経年で漆に亀裂が入って剥げてくるんだよね。やっぱり陶胎には限界あるよなぁと思っていたんだけども、なるほど750℃に拭き漆という手があったか、と。シーズニングせずに漆を染み込ませれば、耐水性と殺菌力が一度に得られるし。そういえば縄文土器は漆を塗っていた。縄文人やっぱ凄ぇな。ということで、今年後半はテラコッタならぬテラ漆器作りにハマってみようと思っている。

なお、テラコッタやテラシギラタのテラは大地とか土という意味らしい。750℃焼成の土器に漆を浸透させているからテラ漆器。テラ漆器は私が勝手につくった造語である。

〔 1349文字 〕 編集

刻苧について悔い改めたという話

No. 43 :
#金継ぎ #陶磁器修理 #徒然なる日記

結論はタイトル通りで、刻苧さんごめんなさいという事で終了なんですけども、一応、悔い改めた理由を書いておこうと思います。

私、これまで漆とか金継ぎ関係の事については、ほぼほぼ書籍を買って読むということでやってきたわけですが、noteで金継ぎ専科の話を書くようになり改めてネット検索したりYoutubeを見たりして見分を深めるというよりは体系的に金継ぎ界隈ってどうなっているんだろうかと見直すようになりまして。なるほど、アメリカではエポキシに代用金を混ぜて貼り合わせるだけのキットを金継ぎセットとして販売しているのか、とか、日本でも金継ぎ体験で得た間違った解釈の理屈書いてあるなぁとか、勿論、ちゃんとした内容の金継ぎの説明サイトも増えているんだなぁとか、いろいろと勉強になっておりまして。

そんな中、今まで刻苧というのはずっと木粉と綿と漆と続飯(または盤石糊)を混ぜたものだと思っていて、その組み合わせで作ったものは、大体が5年以内に反って変形したり、取れたりしていて、やはり植物主体は陶磁器とは相性悪いんだよなぁと思っていたわけですが、改めて刻苧を調べてみたら、まぁ刻苧の種類の多いこと多い事。木粉じゃなくて砥の粉や地の粉を使った刻苧というのもあったりするわけです。
となると、刻苧の定義って一体、何なのかと。それで考えていて、あぁなるほど、そういう事かと気付いたのは、要するに錆漆はペイント剤、刻苧はモデリング剤という分類なんだろうな、と。当たり前といえば当たり前なんだけども。金継ぎでは案外、ペイント剤も積層させてモデリング剤として成立しちゃっているから、何となく曖昧な関係になっている状態だけども。

では、ペイント剤とモデリング剤の大きな違いは何なのかというと、繋ぎの有無。漆芸だと繋ぎは刻苧綿という事になるわけですが、要するに繊維質。これに尽きる。繋ぎが入っていれば、極端な話、そのほかの材料はどうでも良かったりするわけです。何故、繋ぎの有無が大切かというと、粉体は厚みが出るとヒビがいくから、それを防止するために繋ぎを入れる。つまり、本来はヒビがいくぐらいの厚みを想定しているものが刻苧なわけです。

それで、No.41のブログで書いた「粘土入れてもいいんじゃないか」案件に合致して、非常に納得がいったわけです。というのも、粘土を入れると厚みが出た時に大抵はヒビがいく。粘土単品だから当然といえば当然。普通はそれを防止するために陶芸界では珪石やシャモットを入れて調整杯土にするわけです。陶芸は加えるのが水分のみなので、かなりの厚みがあっても1か月置けば100%乾きますが、金継ぎの場合、漆を混ぜることが絶対条件。そして、珪石やシャモットを入れると何故か漆の乾きが鈍化したり、厚いものは乾かなくなったりする。粘土と砥の粉、あるいは、粘土と陶石の組み合わせ以外は多分に無理があるわけです。でも厚いとヒビがでる。このジレンマをどうしたらいいのかと思っていて、そこで刻苧綿。あぁそうか、刻苧綿を入れるとヒビがいかないのか、と。それで試しに粘土6と陶石4に刻苧綿を入れて4㎜でやってみたところ、全くヒビがいかない。しかも2日で乾く。インドやアフリカの調理用薪窯を作る時、窯にする粘土にスサを入れてヒビ割れ防止にしていたな。とか、いろいろな事が頭の中で一気に結びついて、金継ぎは、粘土と刻苧綿で刻苧作ればOKだったんだと妙に納得すると同時に、刻苧さん、今まで甘く見ていて本当に失礼いたしました、となったわけです。

人間、やはり勉強で脳をアップデートしていく事って大切ですわな。という話。

〔 1533文字 〕 編集

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