猫田に小判 -新館 -

Last Modified: 2021/10/21(Thu) RSS Feed

タグ「徒然なる日記」を含む投稿[20件]

#徒然なる日記 #万年筆

案外、レビューが無いので、気になっている方に。

知ったのは趣味の文具箱という筆記用具関連(ほとんど万年筆関連)の専門誌。写真を見て、これはカッコイイなぁと一目ぼれ。
欲しい。絶対に欲しいがコロナで講習会は無くなるし、修理の注文もあまり来ないし、支援金申請しても飲食店じゃないからか申請通らずで超貧乏。緊急事態宣言期間なんて月の売り上げ8000円くらい。魔王の前でヒットポイントを削られていく勇者一行のようにどんどんマネーポイントが無くなっていく中、今月になって一寸だけ器が売れたので、明日のための気力への投資だと思い切って買う事にしたのが、台湾の万年筆SKBのORIGIN。5500円(税込み)。


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もう、箱から、箱が既にカッコイイ。何故、電子回路なのか分からないけど、確かに回路基板はMOMAかどこかの美術館に収納されるほどデザインとして格好良いわけだから箱に使いたくなる気持ちはよく分かる。
中国語の説明書(万年筆の下の赤茶色の紙)が添付されていて、漢字を見た感じだと
「SKB文明鋼筆は1955年創業、鋼筆(万年筆)から始まって文房具をいろいろ扱うメーカーになったよ。万年筆は付属のコンバータでインクを吸ってから書いてね。」
みたいな事が書いてある。


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そして、万年筆。レトロフューチャーというのかな。むしろレトロか。スチームパンクな空気感も感じられるような。
スモークの半透明軸に金属の輝き。金属はメッキかプリントだろうと思っていたのだが、箱の説明書きによると無垢の銅らしい。そのためか細身なのに結構な重みがあって手に取った時の存在感が半端無い。バランス支点は丁度中央あたりになっているようだ。
筆記するためにキャップを軸にポストすると、キャップの内側に突起が作ってあり、軸の金属に噛んでカチッと良い音をさせてしっかりと固定する。おぉ~芸が細かい。書いている時にキャップが緩んでくると結構腹が立つので(Fonteとかプロシオンとか)、固定されるのは安心感がある。


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そして、気になっていた筆記。(「拠る」を間違えて「処る」と書いているのはご愛敬ということで)
軸の重さがとにかく心地良い。万年筆としては割と細身なので取り回し難いかと思ったが、重さがあるので安定感がある。
ペン先はドイツ製シュミット社のスチール。EFなのでかなり線が細いが、インクの流量が良く、ペンポイントも綺麗に研がれているのでサラサラと気持ちよく書くことが出来る。いつもA罫のノートを使っているので海外Fの太さでも不便と思わないが、EFは細かいところまで潰れが無いので文字がいつもより繊細に見える。

総合的に見て非常に良く出来た万年筆で、何より格好良い、美しい。
日本向けなのかペン先がEF限定なのが残念だが、この作り込みと使い勝手で5500円は買いだと思う。

〔 1225文字 〕 編集

テラ漆器(陶胎漆器)作りにハマる話

No. 44 :
#徒然なる日記 #陶芸

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インド、アフリカ、南米のテラコッタの動画にハマったというのを猫田に小判ブログでも書いたと思っていたが、検索しても出てこないのでツイッターだけで話したらしい。
ツイッターを見たらどうやら去年の9月頃からハマったようだ。その後に、ネットで買えないものかと探してみたが、どうやら扱っていても欠品ばかり(このご時世なので輸入が難しいというのもあるかもしれない)で、しかも結構高い。焼成温度が低いから日本まで運ぶことが、そもそも難しいのかもしれない。仕方が無いので作り方などを検索して自分でも真似て作って使ってみたりしたら、これがなかなか面白い。
益子の土なので全く同じではないが、なるほど、半乾きの時に石で磨けば750℃の焼成でもちゃんと食器になるんだなぁと改めて陶芸の原点を知ったりする。750℃というと、土器とか釉掛け前の準備段階くらいしかイメージ無かったけれども、実は調べると世界の陶器は750℃焼成の地域の方が多かったりする。1250℃の地域から出たことが無いから知らんかった、という。
勿論、窯から出してそのままでは吸水性があるので目止めは必要。土鍋の使い始めと同じで、米汁で煮てでんぷん止めをする。その後に、サラダ油や牛脂などの油分でコーティングするのが主流(これをシーズニングと言う)。土鍋は油のコーティングはしないが、油でコーティングするのは直火にかけて炒め物の調理もしたりするからのようだ。試しにシーズニングしてラーメン作ってみたが、普通に作れたし、ラーメンも普通に旨い。

日本でも、もっと流行ったらいいのになぁテラコッタ。と思っていたのだが、この夏、最大の欠点を発見。カビる。梅雨~夏にかけての気候だと、少し使っていないとコーティングのでんぷんと油分でカビが出たり、匂いが出るのだ。

これじゃぁ日本でテラコッタの食器を広めるのは無理だなぁと暫く思っていた。そんな時に冷蔵庫から昔買った漆が出てきて、今使っている漆と混ぜて使ってもいいのだが、修理依頼品は信用第一でガラス用漆とMR漆だけでやったほうが良いよなぁと思い、何か使い道は無いかと考えていて閃いた。テラコッタを拭き漆してみたらどうだろう、と。で、やってみたら、おっ、良いんじゃないか?直火調理はたぶん無理になったと思うけど、日本では直火調理器よりも普段使いの食器として使うのが一般的だろうし、インドのように使い捨て感覚で陶器を使う文化じゃないし、と。

陶胎漆器は今まで何度か修理の依頼が来た事があるが、1250℃焼成の器に漆を塗るから、大体、経年で漆に亀裂が入って剥げてくるんだよね。やっぱり陶胎には限界あるよなぁと思っていたんだけども、なるほど750℃に拭き漆という手があったか、と。シーズニングせずに漆を染み込ませれば、耐水性と殺菌力が一度に得られるし。そういえば縄文土器は漆を塗っていた。縄文人やっぱ凄ぇな。ということで、今年後半はテラコッタならぬテラ漆器作りにハマってみようと思っている。

なお、テラコッタやテラシギラタのテラは大地とか土という意味らしい。750℃焼成の土器に漆を浸透させているからテラ漆器。テラ漆器は私が勝手につくった造語である。

〔 1349文字 〕 編集

刻苧について悔い改めたという話

No. 43 :
#金継ぎ #陶磁器修理 #徒然なる日記

結論はタイトル通りで、刻苧さんごめんなさいという事で終了なんですけども、一応、悔い改めた理由を書いておこうと思います。

私、これまで漆とか金継ぎ関係の事については、ほぼほぼ書籍を買って読むということでやってきたわけですが、noteで金継ぎ専科の話を書くようになり改めてネット検索したりYoutubeを見たりして見分を深めるというよりは体系的に金継ぎ界隈ってどうなっているんだろうかと見直すようになりまして。なるほど、アメリカではエポキシに代用金を混ぜて貼り合わせるだけのキットを金継ぎセットとして販売しているのか、とか、日本でも金継ぎ体験で得た間違った解釈の理屈書いてあるなぁとか、勿論、ちゃんとした内容の金継ぎの説明サイトも増えているんだなぁとか、いろいろと勉強になっておりまして。

そんな中、今まで刻苧というのはずっと木粉と綿と漆と続飯(または盤石糊)を混ぜたものだと思っていて、その組み合わせで作ったものは、大体が5年以内に反って変形したり、取れたりしていて、やはり植物主体は陶磁器とは相性悪いんだよなぁと思っていたわけですが、改めて刻苧を調べてみたら、まぁ刻苧の種類の多いこと多い事。木粉じゃなくて砥の粉や地の粉を使った刻苧というのもあったりするわけです。
となると、刻苧の定義って一体、何なのかと。それで考えていて、あぁなるほど、そういう事かと気付いたのは、要するに錆漆はペイント剤、刻苧はモデリング剤という分類なんだろうな、と。当たり前といえば当たり前なんだけども。金継ぎでは案外、ペイント剤も積層させてモデリング剤として成立しちゃっているから、何となく曖昧な関係になっている状態だけども。

では、ペイント剤とモデリング剤の大きな違いは何なのかというと、繋ぎの有無。漆芸だと繋ぎは刻苧綿という事になるわけですが、要するに繊維質。これに尽きる。繋ぎが入っていれば、極端な話、そのほかの材料はどうでも良かったりするわけです。何故、繋ぎの有無が大切かというと、粉体は厚みが出るとヒビがいくから、それを防止するために繋ぎを入れる。つまり、本来はヒビがいくぐらいの厚みを想定しているものが刻苧なわけです。

それで、No.41のブログで書いた「粘土入れてもいいんじゃないか」案件に合致して、非常に納得がいったわけです。というのも、粘土を入れると厚みが出た時に大抵はヒビがいく。粘土単品だから当然といえば当然。普通はそれを防止するために陶芸界では珪石やシャモットを入れて調整杯土にするわけです。陶芸は加えるのが水分のみなので、かなりの厚みがあっても1か月置けば100%乾きますが、金継ぎの場合、漆を混ぜることが絶対条件。そして、珪石やシャモットを入れると何故か漆の乾きが鈍化したり、厚いものは乾かなくなったりする。粘土と砥の粉、あるいは、粘土と陶石の組み合わせ以外は多分に無理があるわけです。でも厚いとヒビがでる。このジレンマをどうしたらいいのかと思っていて、そこで刻苧綿。あぁそうか、刻苧綿を入れるとヒビがいかないのか、と。それで試しに粘土6と陶石4に刻苧綿を入れて4㎜でやってみたところ、全くヒビがいかない。しかも2日で乾く。インドやアフリカの調理用薪窯を作る時、窯にする粘土にスサを入れてヒビ割れ防止にしていたな。とか、いろいろな事が頭の中で一気に結びついて、金継ぎは、粘土と刻苧綿で刻苧作ればOKだったんだと妙に納得すると同時に、刻苧さん、今まで甘く見ていて本当に失礼いたしました、となったわけです。

人間、やはり勉強で脳をアップデートしていく事って大切ですわな。という話。

〔 1533文字 〕 編集

新ブログのビューの話

No. 40 :
#徒然なる日記 #金継ぎ #note

前回、noteで『 案外、書かれない金継ぎの話 』という金継ぎ専科のブログを書き始めたという告知をして、10個くらい記事を書けば閲覧者2桁になるかなぁと書いて、10個書いたので報告なんですけど、有難いことに3回目から閲覧者2桁になりまして、7回目くらいからコンスタントに70ビュー前後を推移するようになったんですけど、noteのビューって同一アカウントから何度も見ると、それだけでもカウンターが上がってしまうので、自分でも10回は読み直したりしていますから実質は60ビュー位じゃろなぁと思っております。読み直しする人はいないでしょうから、記事を見る人も同数と考えてよろしいかと。読んでいるかどうかは別として。

他の人の記事は、どれくらいのビューなのか分かりませんけど、初めて書きましたという記事に3桁のいいねが付いていたりすることもあって、一体どんなことをすると初回で3桁もいいねが付くのか私はさっぱり分かりませんが、まぁそれはともかく、自分の記事が2桁の方に読んでいただけるのは有難いことですよ、本当に。猫田に小判ブログなんて20年やっているのに2桁なんて滅多に行かなかったですからね。このブログCGIにしてからはカウンター付けるの止めちゃったので、どれくらいの閲覧数があるか知りませんが、多分、2桁は無理でしょう。

noteは行間が広くてスクロールが結構面倒なので最初は1000字前後でと思ったんですけど、1000字で纏めるのは流石に無理なので1500字前後という事にしました。ズルズルと書いて、読み直しながら切り詰めていくと、大体1500字くらいで纏まるという事は分かりました。早めに技術的な話まで行けるかなぁと思ったんですけど、まだヒビ止めの話まで行かないというね。改めて金継ぎをやろうと思うと、いろいろやることがあるんだなぁ、そりゃハードル高いと思われるわけだな、と。
なんか本当に完結できるのか、若干、気が遠くなってますが、多分、大丈夫でしょう。頑張って更新していこうと思います。

〔 879文字 〕 編集

新ブログと東池袋52の話

No. 39 :
#徒然なる日記 #告知 #金継ぎ #陶磁器修理 #アイドル #note

気付けば年またぎで、お久しぶりです。

ネタはあるけど書く気が起きないプチ鬱状態が続いてまして、生命エネルギーがとにかく足りない。
修理屋なんてコロナの影響受けないだろうと思っていたんですけども、メディアが、規制で大変だ貧乏になったという記事ばかり出して日本人総コロナ貧乏みたいな洗脳かけているからなのか、修理の依頼が目に見えて減るという。金継ぎ屋が増えて全体的に盛り上がった結果、各修理屋への依頼が相対的に減ったという事なら個人的には喜ばしきことで、それで依頼が減るなら私の技術的問題ということなので店を畳んでもいいかなぁと思うわけですが、金継ぎがそんなに認知度上がって盛り上がっているという感じでもなく。サスティナブルだのSDGsだの言っても、プラスチックが悪いとか二酸化炭素が悪いとか悪い事には目が向くのに、それ以外の事には案外動かないというね。何ですかねぇ国民性なのか、人間の根源的な性質なのか、よく分かりませんけど。

とまぁ、愚痴っていても仕方がないので、このまま生命エネルギーが減って死ぬのも何だかなぁと思い無料ブログサービスのnoteに金継ぎのブログを書くことにしました。

『 案外、書かれない金継ぎの話 』
note.com/kintsugi_hontou

猫田に小判ブログは有料レンタルサーバを使っているため金が払えなくなったら即消滅してしまうので、お金払わなくても一応、残ってくれるんじゃないかなぁという事でnoteにしましたがサービス終了になったら勿論消滅してしまうので、こればかりは賭けですな。
ちなみに、noteは見た目が地味で雑誌のような凝ったレイアウトの派手なページは作れませんが、その分、操作がとにかく楽です。猫田に小判(新館)で使っているCGI「てがろぐ」と非常によく似ている。マウスクリックで使えるマークアップという感じ。ブログって、これで良いんじゃないかなぁと思うんですけどね。
まだ始めたばかりなので、もちろん閲覧者は一桁。とりあえず10個くらい記事があれば二桁になるかなぁと思っていますけども。
内容は、猫田に小判(旧館)と猫田に小判(新館)に単発的に書いていた金継ぎの話を、ちゃんと順序立てて新しく書き直していく予定です。出来るだけサラッと読めるように1000字くらいを目安にしようと思っています。このブログのように長文で書き散らしたりはいたしません(笑)昔のブログは読んでいると結構、間違った解釈しているところも多々あって削除しちまおうかとも思いましたが、それすら面倒なほどエネルギー足りないので放置しておくことにいたしました。なので私的には最新情報掲載ということになります。


それから話変わって、私はあまりアイドルにぞっこんで興味持つことは少ないし持続的に応援する事もほとんど無いんですけど、それでもNegiccoだけは好きで応援しているわけですが、最近、ライムスター宇多丸さんがやっているラジオのアトロクの社歌特集で紹介されて知ったアイドル「東池袋52」。このグループにかなりハマっております。
私は流行に疎いので興味を持った時にはメンバー入れ替えで全然違うテイストになっていたり、解散していなくなっていたりすることもあるのですが、東池袋52は健在で、時節柄イベント出演やライブはありませんがインスタライブは不定期でやっています。クレディセゾン&関連会社の女性社員で構成された社内発アイドルですが、歌もダンスも本気中の本気でとにかく抜かり無いアイドル。欅坂46の二人セゾンという歌を聞いたクレディセゾン社員が、勝手にアンサーソングとして「わたしセゾン」という歌を発信するために生まれたアイドルグループという事で、52や46の系統で見られがちのようですが、私はむしろそういう大所帯系よりは、今だに伝説となっている「野猿」のベクトル上じゃないかなぁと思っています。(ちなみに野猿はジャニーズシニアと言っていた頃からリアルタイムでハマっておりました)
なにしろ歌が良い。歌が良いのは当然で、コピーライターの大御所というかレジェンド仲畑貴志さんが作詞。コピーライターという言葉がメディアで踊り始めた頃に糸井重里さんや川崎徹さんと並んで聞いた、今の言葉で例えると神セブンみたいなもんですよ。そして作曲が多田慎也さん。私が大所帯系アイドルで唯一買ったことのあるCD「ポニーテールとシュシュ」を作曲された方だそうで、そりゃ琴線に触れるに決まっている。YoutubeにMVがあるので全部見たり、ファンの方がアップロードしているライブの動画を見たんですけど、やっぱり良い、凄い。CD買おうと思ったら、何と売っていない。セゾンカードを使って貯めたポイントじゃないと入手出来ないという、なるほどクレディセゾンの社員アイドルだけのことはある。徹底していて素敵。だがセゾンカードでポイントとはハードル高いなとCD入手は断念しようかと思ったんですけど、実は栃木に帰省した時に郵便局でたまたま勧誘されて、ゆうちょセゾンカード(現在はセゾンNEXTカード)というのを作っていた事を思い出し、探したら出てきて、まだ番号生きているのかと思いながらクレディセゾンのサイトで確認してみたら普通に使える。しかも永久不滅ポイントが残っている。え~!CD交換できるじゃん!という事で申し込みました。(後に、ゆうちょミヂカを使うとセゾンのポイントが付く事が分かり、あのポイントはミヂカの副産物なのかと驚いたんですけども)
で、届きました。朝夕毎日聴いてます。運転するときもカーステレオで流してます。飽きませんねぇ、聴けば聴くほど良くなる、詩も曲も。

ということで、公式サイト貼っておきます。
www.saisoncard.co.jp/saison52/

〔 2433文字 〕 編集

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猫田に小判 -新館- は、猫田に小判(使用していたCGIの開発が終了してしまったため更新を停止)の続きでやっているブログです。
気分次第の不定期更新です。3ヶ月に1回くらいで見に来て頂くと、更新している可能性が高いです。
ちなみに当ブログとほぼほぼ関連性の無い事か、ブログに纏める前のアイディア程度の浅い内容しか書きませんが、Twitterはこちら
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