電熱線が切れるわけ

電気窯の熱線が焼成中に切れた。
1240度辺りで切れたようなので、とりあえず中に入れた物の焼成に影響は無く、釉薬もちゃんと熔けていたから一安心。溶融温度幅の広い釉薬を使っていてたのが幸いした。しかし、このままでは次の窯が焚けないので、電熱線の切れた場所を修理しようと棚板をどけてみたら、ありゃまぁビックリ。電熱線ボロボロである。一部は切れたというよりも、窯の耐熱ウールまで溶かしてしまって、どう考えてもバーナーで電熱線を温めて修理するというレベルではない。長いこと窯焚きをやってきたが、窯の電熱線が、ここまでボロになったことは無い。
仕方がないので窯の購入元の伊勢久に問い合わせてみたら、還元をかける時のガス量が多すぎて煤が発生し、煤の炭素と電熱線が触れたため、そこがスパークして熔けたんだという話。そういえば、アーク溶接で鉄芯を熔かすために、棒に炭素が入っていたなぁと思い出した。それにしても、還元での発生した煤の炭素で電熱線が熔けたっていうのは初めて体験した。やはり小型電気窯での還元焼成は、この程度で限界ということなのか。ショック。これからは、もうちょっと還元焼成するときはガス量をセーブしないとダメだな。でも、ガス量が少ないと下の方がいつも酸化になっちゃうし、困ったものだ。それと、還元焼成した後は、必ず掃除機で窯の中のゴミを吸っておかないと、ゴミから煤が発生して同じ症状が出るらしい。電熱線が切れる原因は、材質の結晶化だけと思われているが、こっち切れ方も多いらしい。なるほどねぇ。そういえば、いままでは箒で掃く程度で、掃除機で吸ったことは数えるくらいだからなぁ。窯の内側はウール製なので、掃除機で吸うと、掃除機のフィルタが粉でものすごいことになって嫌なんだけど、仕方がないか。
ちなみに、電熱線は張替え用の新しいものと修理作業説明書を送るから自分で交換してくれということだった。窯を買ったときに、わざわざパイロマックスという特別仕様の電熱線にしたので、当然、交換用の電熱線も特別仕様で料金も15000円とお高め(普通のカンタル線なら1万円以下)。しかも、注文してから加工するから5日くらいかかるんだそうな。
で、届いたんだけども、修理説明書がうちの窯と全く違うので使い物にならず。部品は合っているようなので、適当に窯のネジを外して推測しながら修理しましたがな。ちゃんと合っているかどうか分からないけども、たぶん、構造は単純なので合っているんじゃないかな。伊勢久は前にもバーナーを修理に出したら、未修理で送り返されたことがあって、こういうポカにはいい加減、慣れた。電話の応対は良いんだけど、何でいろいろとポカするかな。
まぁとにかく、かなり痛い出費だった。小型窯の限界を知るという意味では、良い勉強にはなった(かもしれない)。
ところで話は全く変わるけれど、益子陶器市で陶芸教室の手伝いをやっていたら、どうやら気に入って頂けたようで、常勤で手伝いをしてくれないかと電話を頂いた。お金ないから有難い話だが、結構、車のガソリン代とか馬鹿にならないので、その辺りはしっかり交渉しないとなぁ。でも、きちんと交渉したら、そんなにお金出せないから決裂なんてこともあるだろうし。頭痛い。
もし決まったらお知らせしますので、暇な方は益子へ遊びに来た時に声でもかけてやって下さいまし。

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