若いってこと

東京で仕事をしていたころは、アトリエにずっとラジオが流れていたので、仕事中はラジオを聴く習慣が身に付いていた。栃木に帰ってきてからも、そういうわけで、仕事中はずっとラジオ。しかも、ここはFMがレディオベリー(東京なら東京FMに相当)しか受信できず、さらに仕事中とは言っても忙しくないので(というかMAX暇なので)昔よりも番組をきちんと聴いている。おかげでラジオにずっぽりハマった。昔はテレビ人間で、3台のビデオデッキをフル稼働させて仕事中や出かける時にもタイマーセットして、寝る間も惜しんでテレビを見ていたのだが、いまは、実を言うと1秒もテレビを見ない日すらあるという非テレビ人間になってしまった。その代わりにラジオだ。仕事中にラジオなのは勿論、仕事が終わって部屋に帰ってもラジオ。車の運転中もラジオ。自転車に乗っていてもポータブルラジオ持参。さすがに録音はしないが、たぶん、1日14時間くらいラジオ(しかもFM)を聴いていると思う。
おかげで、世間の動きには恐ろしく疎くなってしまったのだが、替わりに栃木情報とジャパニーズポップスにはえらく詳しくなった。この歳にして、バンプのスノースマイルは心に染みるな。とか、アジカンのニューアルバム買おうかな、とか。最近ではモンキーマジックのAメロは和むな。などと一人で悦に至ったりしている。40歳目前にしてジャパニーズポップスが心に染みるってどうなのよ、と思う反面、ミュージシャンって若いのに凄いなぁと素直に感動したりもしている。歳をとるごとに、自分より若い人の才能にあこがれる感が強くなっていて、つくづく人は歳を取ると涙もろくなるなぁと感慨深くなったりもする。とはいえ、訪問陶芸で出向いているところは、すべからく周りが60歳以上だったりするので、私は明らかに「若い人」という扱いを受けているわけだが(笑)。
それはさておき、深夜にやっているSchool of LOCKという番組があって、これは基本的に10代を対象にした言うなれば若者応援番組なんだが、非常に面白い。作りとしてはかなり古いタイプのベタベタなラジオ番組って感じの構成だが、電話をかけてくる10代の若い人たちと、パーソナリティ役のやましげ校長とやしろ教頭、またコーナートークで出演しているジャパニーズポップスのバンドのメンバーたちの真摯でぶっちゃけなトークが、見事に聞き手の心に刺さる。音声だけのラジオという媒体だからこそ、ストレートに伝わるものもあるんだろうなぁ。若者応援番組なのだろうが、この歳のおいちゃんも応援してもらっているというか、若者にエキスもらっているというか。
で、若者は今週の土曜日から受験だそうで、ラジオでも必死に応援していたりするのを聴いていて、あぁそういえば自分も高校受験2回大学受験2回の計4回も受験を経験した人間なのだなぁなどと、急に思い出した。喉元過ぎれば熱さ忘れるの言葉通り、ほとんどあの時の自分の事なんて忘れてしまったが、空気感だけは何となく記憶に残っていて、クリスマスの空気感よりは脳の奥の方にピシピシと来るものがある。ただ、どうしてもその空気感にはノスタルジー的なものも多分に含まれているような気がするので、そんな気持ちで若者を応援するってのは違うなぁとか考えながら、それでもScool of LOCKなどを聴いていたりすると、頑張ってほしいかもなんて思う自分も居たりして、複雑な心境だ。もっとも私の場合は、受験に合格してくれという応援よりも、試験失敗して落ちてもなんとかなるから頑張れよって感じの応援な気がする。これって、落ちたことのある人間ならではの応援感なんだろうなぁ。
p.s. 作品凍結の回避策の話だが、結局、400Wのハロゲンヒーターを遠くから当てて、作品周辺の温度を10度前後になるようにすることで回避することにした。0度より温度が高ければ凍結回避できるわけだし。電気代はかかるけど、400Wのハロゲンヒーターだと1時間20円程度らしい。7時間使って140円。140円で凍結回避できるなら、コストパフォーマンスは高いと思う。

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