味わい

作品の凍結が回避できませーん。一時はお風呂のお湯が冷めないマットで何とかなるかと思っていたけど、やはり自然の猛威の前に一介の陶芸屋ごときが立ち向かおうというのが間違いでした。自然の猛威様、ごめんなさい。
というわけで、また作品は潰して練り直しになるわけだが、凍結して霜柱が出るとこうなるよ、ってな資料的価値として面白いから写真を撮ってみた。(器の上の方が霜。下の亀裂が霜柱。霜柱は写真だと見えないと思う。)作家で凍結オブジェ作っている人がいるので、資料的価値もなにもないんだけれど、凍結オブジェ知らない方と、南国で作陶やっていて粘土の凍結を見たことがない方のために。ちなみに、このまま焼くと、表面の霜は乾燥と共に無くなってヒビだけが残るので、生の作品ほど焼きあがりは面白くなかったりする。霜の形状は綺麗なので、装飾として残す方法が見つけられると良いなぁと思ったりするのだが、霜と霜柱はセットなので、霜だけ残すというのは、やっぱり無理かなぁ。
ところで、全く話は変わるが、レンタルフリーマーケットボックスに置いてある「自由に感想を書いて下さいノート」に、先日「もっと味のある作品がほしい」ってな書き込みがあった。「努力します」とコメントを書いてからずっと考えているのだが、そもそも味のある作品って何よ?っていうか「味」って何?いや、味が味わいの略だということは分かるし、私自身も作陶教室で教える時に味があるとか使ったりするんだけども、では、いざ、自分の作品の味って何かと考えるとさっぱり分からん。
そもそも、あえて恥を晒して言わせて頂くと、味わいというのは狙って作れるものなんでしょうか?「味ってコントロール出来るものなんでしょうか?」。仮にコントロール可能だとして、味を狙って作った作品って、本当に「味のある作品」なんでしょうか?うーん、分からん。今の私の力では、自分が面白いと思う作品を作るのが精一杯で、作品の味まで制御する能力がないってことなのかもしれない。まだ自分は素人なのか、一流になると味のコントロールが出来るんだろうか。
他人の作品に味わいを感じるのだから、自分の作品にも味わいを感じれば、それが味のある作品なのかもしれないということまでは分かっても、正直、一から味のある作品を作ろうなんて考え出すと、作品イメージも沸かないし、作り方が全く思いつかない。なんか安易な益子焼に流れてしまいそうな自分がいる。お客さんの期待には出来るだけ応えたいと思いながらも、それが出来ないもどかしさ。
味のある作品の作り方を知っている方、うまく文章にして教えてもらえないでしょうか。お願いします。ちなみに、土に霜柱が立っている感じは、味があると思います。えぇ、その程度のことは分かるんですけどもね。

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