仕事を始めます

1/21のブログで「3月くらいから本格始動する「だいじや」プロジェクト。どうぞお楽しみに。」と書いたのを覚えている人はいるだろうか?(たぶん、だれも覚えていないと思うけど。)本日、本格的に開始したので、ブログをご覧のみなさまに正式通知しておこうと思う。
今日、役所へ開業届けと青色申告申請書を提出してきた。つまり個人自営業を始めることにした。事業内容は「陶磁器の修繕」、屋号は「ほん陶(ほんとう)」という。一応、「本当に好きなモノを、永く大切に使いたい。そんな想いのために。」というキャッチコピーも考えてみた。10年間、陶芸の仕事をしてきた自分にとって、もう少し陶芸に対して出来ることがあるだろうかと考えた結果、この仕事を始めることにした。陶芸屋というアプローチから陶器の修理をすると、漆職人とは違ったサービスが出来るんじゃないか、なんていうことも考えていたりするので、あえて「修理」ではなく「修繕」という言葉を使っている。低認知に加えて、ほとんど儲かりそうにない事業だというのは重々承知しているところなのだが、モノを使い続けるという意識の向上が、この仕事の認知とともに広がれば何とかなるんじゃないかなぁという、かなり楽観的観測での見切り発車である。
しかし、開業届けを出してはみたものの、先行きは完全に暗中だ。何をどうすれば仕事になるのか、正直、さっぱり分からない。これから追々、仕事については、このブログでも報告していきたいと思う。なにぶん変に疲れてしまったので、とりあえずは、開業の挨拶ということで本日はこれにて。文章が短くなってしまったので、最後に、現在制作中のチラシの文章を貼っておこうかと思う。
「古来より日本には「器を育てる」という考え方があります。汚れや傷も、それを器の個性として楽しんでしまう日本人の知恵。なかには「雨漏り」など洒落た名前のついた汚れもあります。
また、日本には、壊れてしまった器を修繕し、傷を魅力に変える「継ぎ」という技術があります。美しい継ぎは、無傷の完璧な器よりも高く評価されることさえあるのです。
あなたの生活の器は、あなたらしく育っていますか?「ほん陶」は、あなたの器を育てるお手伝いをいたします。」