コンセプト

「みんなのレシピ」は、最終段階でペースト化する(擂り潰す)ことを念頭においたレシピです。基本的に料理というのは、切断・味付け・加熱という3行程から成り立ち、レシピはこれに基づいた場合分けの手順を記したものです。これまでのペースト化は、この3工程でペースト化まで出来るよう、切断方法や加熱時間を工夫したものがほとんどです。しかし、これから記載するペースト化レシピは、加熱後、さらに、味付けと切断という二つの行程を加えています。一見、手順が増えて面倒な気がしますが、初期切断や加熱の操作によって作られた食事は、ペースト化を必要としていない人にとっては逆に食べにくい、あるいは、味の調節が難しく、調理時間が長くなるという欠点がありました。そこで、粉砕工程を初期の切断や加熱で行わず、調理後にフードプロセッサーで行ってしまおうというのが、みんなのレシピのコンセプトです。

美味しい料理は、そのほとんどが、単純にペースト化するだけで十分に美味しくなります。しかし、中には、ペースト化させる際に多少、コツが必要なものもあります。そこで、そのコツを記載するため、みんなのレシピ集を作りました。“そのまま食べても、ペースト化しても美味しい料理レシピ”という意味で「みんなのレシピ」というタイトルにしてあります。ペースト化が必要な人と、そうでない人が一緒に食べられる食事のレシピとして、みんなのレシピを参考にしてみて下さい。

なお、みんなのレシピを読み解くためのポイントを以下に記載します。

1、このレシピは極力、楽に作れることを第一目標としています。食材少なめ、調理やペースト化の手順も単純化させています。理由は私が料理素人で難しいことは分からないからです。もし、料理の経験と時間のある方は、もっと食材や手間を工夫して、より美味しい食事に挑戦して頂きたいと思います。
2、ペースト化にはフードプロセッサーやミキサーを使用します。人力でも何とかなりますが、ペースト化が必要な場合は、絶対にある方が楽です。私が使用しているのはIwataniのミルサーで量販店で3500円で買いました。二人分(または2食分)なら、これで十分に事足ります。
3、ペースト化する場合でも鍋やフライパンから直接フードプロセッサーに入れず、必ず一度、器に盛りつけてから改めてフードプロセッサーへ入れるという手間は惜しまないで下さい。私も最初のうちは家族分を器に盛りつけ、残ったものをフライパンから直接フードプロセッサーに入れていました。しかし、温度や水分の調節が煩雑になり、ペースト化したものが美味しくならず、失敗する確率が高くなるのを多々経験したので、器を洗う手間が増えても、一度取り分けることは大切です。急がば回れ、はペースト化を行う際の基本だと思って下さい。
4、ペースト化したものは痛みがとても早いです。常温で一晩置くと、朝には発酵が始まっています。もしペースト化させたものを次の日にも使う場合は、冷めたら出来るだけ早いうちに冷蔵庫へ入れて下さい。冷凍しても構いませんが、解凍した時、確実に味が落ちるので、あまりお勧めはしません。

以上の事をふまえて、レシピをご覧頂くと、よりレシピのポイントや欠点が見えてくると思います。もし、もっと良い方法や食材が見つかったら、迷わず教えて下さい。よろしくお願いいたします。