選曲センス

ここ数日、近所の学校は体育祭や文化祭シーズンらしく、朝からドンパチと花火が鳴る。そういえば、東京ではドンパチって聞かなかった。まぁ東京で朝からあんな音を出したら大騒ぎになるから、無くて当然だろうが。朝からドンパチは、ある種、田舎の特権なのだろう。五月蝿くて嫌だけど。
ところで、最近の体育祭はオープニングでサザンやヴァンヘーレンなど、結構、ポップスやロックを流していたりする。教師も世代交代で、こういう曲は解禁になったってことか。場の雰囲気は曲に依存する部分も大きいだろうから、数ある曲から学校なりの雰囲気のものを選ぶのは良いことだと思う。こういう感性は大切にしなければならない。しかし、午後のメインイベントな時間帯になると流れてくるのは、やはり“天国と地獄”。しかも、下手くそな実況入り。個性重視とか言っておきながら、やはりネタが尽きると天国と地獄か、学校教師。せめて、もうちょっと音質良くならんのか。おそらく天国と地獄を選ぶのはノスタルジーとかそういう感性ではなく、多分に古い体質の教師の手抜きによるものではないかと思う。学校組合発行、教師の為のイベント定番曲集みたいな中からチョイスしているに違いない。
思うに、学校というところには、職人が少ない。もっと、細部にこだわりをもった職人教師が必要だと思う。デザイナー気質と言ってもいい。生徒といくらコミュニケーションをとっても、生徒のいる場の形成にこだわりが無ければ、まさに木を見て森を見ずの典型だ。もしかしたら、それはうちの近所の学校だけなのかもしれない。しかし、うちの近所の学校にも職人教師は必要だと思う。何より天国と地獄でリレーをする生徒が可愛そうだ。