夕焼けを渡るもの(ゆうやけをわたるもの)



released on 1998.10
空を飛ぶ生き物との出会いは、最初で登場した蝶と同じなのだが、今度は、数が多くなり、また犬とギリギリ接触しそうだというのがポイント。沢山の赤トンボが、みんなで同じ方向に飛んでいく中、立ち止まっている犬がトンボとコミュニケーションをはかろうとしているというストーリー。実は前号で、馬と犬の距離を縮め、今回、完全に出会いの距離をゼロにする予定だったのだが、描き直して流れが変わったので、トンボは犬の鼻の上に止まっていない。シリーズものというのは、描き直しで没が出ると、前後関係の修正が必要になるのだ。
なお、毎回、絵の上と下に書き込みの少ない空間があるのは、上にタイトル、下に「○月号」というロゴが入るから。裁ち落としでイラスト描くときは、こういう決まり事(これを縛りという)も考慮して構図を決めていく。